『ジブリの教科書 6 おもひでぽろぽろ』 スタジオジブリ・文春文庫編 文春ジブリ文庫 文藝春秋

買ったのはここ
ずいぶん昔に着手して、持ち歩きで鞄には入ってたんだけど、Kindle版の割り込みが入りまくってずいぶん時間がかかっちゃった。
なので最初の方は忘れてたりして。
パラパラと見返すと、最初の方は製作の経緯とか、当時の状況とか。まあとにかく高畑さんに作品を作らせる大変さとかがたくさん。
真ん中辺はスタッフインタビューとか。カラーページもあって、美術ボードが美しい。
最後のパートはいろんな人が語るのだが、なぜ村山由佳。こともあろうにアドバイスしてるよ。

P.221
 もし、と勝手な後知恵で思う。引っ込み思案だたかつての自分=五年生のタエ子(の幻)にこのままでいいのかと促され、列車の座席から立ち上がったあの時、彼女がもし、
「だって私、あのひととまだ何にも話してない……」
 そんな風にでも呟いていたらどうだったんだろう。
 実際のその場面にはすでに都はるみの歌とエンドロールが流れていたわけだけれど、たった一言でもそんなモノローグの入る余地があったなら、見るものの受け止め方はずいぶん違って、高畑監督の意図したものに近づいていたのではないだろうか。

あんた何様?

山田太一氏と高畑監督の当時の対談は、テレビドラマとアニメについていろいろ。面白く読んだが、すでにそれをまとめて書く程の記憶が頭に残ってない。ここら辺は今朝読んだのだが。
ラストはいつものように大塚英志の難しい分析。インタビュー記事などの引用が多め。

ジブリの教科書もここら辺までで十分かな。