『町奉行日記 [Kindle版]』 山本周五郎 新潮文庫

土佐の国柱 「読物文庫」 昭和十五年四月号
晩秋 「講談倶楽部」 昭和二十年十二月号
金五十両 「講談雑誌」 昭和二十二年九月号
落ち梅記 「講談倶楽部」 昭和二十四年七月号
寒橋(さむさばし) 「キング」 昭和二十五年二月号
わたくしです物語 「富士」 昭和二十七年四月号
修行綺譚 「キング」 昭和二十八年七月号
法師側八景 「オール読物」 昭和三十二年三月号
町奉行日記 小説新潮 昭和三十四年六月号
霜柱 「オール読物」 昭和三十五年三月号

買ったのはここ
買ったその日に、気になってた「わたくしです物語」は読み終えた。いやあ、そういうことでしたか。
あとは最初から「修行綺譚」の途中まで来たところで早く読みたいものがどんどん割り込んで、優先順位を下げてたのでなかなか読めなくて今に至ったわけだけど、再開して読み始めたらあっという間に読了。
こないだ亡くなった平井和正が『夜にかかる虹』の中で、山本周五郎レイモンド・チャンドラーを敬愛してる話を書いてたので、早く読もうと思ってはいたのだけど、やっと今頃。

上記の通り、戦前が1作、あとは戦後15年ぐらいの間に書かれたもの。
時代小説なのだけど、歴史は全く関係なくて、男女の物語が多く、次に今で言う企業小説的なお家の中のあれこれだったり、上司や同僚との話だったり。池井戸潤が現代を舞台に書いてるような話を時代劇の世界で書いている感じ。
面白かった。
読む物がなくなったら山本周五郎を読もう。
ふと調べると、1967年(昭和42年)2月14日没?ってことは、没後50年が延長されなければ2年後には青空文庫に入るのか?

町奉行日記

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