a_sue’s diary

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『冗談新選組 グループ・ゼロ [Kindle版]』 みなもと太郎 グループ・ゼロ

こないだ安かったときに何冊かまとめ買いしたときの1冊。
初出情報が載ってないのだけど、Amazonの情報と、国立国会図書館からこんな感じ。

冗談新選組 週刊少年マガジン 1972年22〜24号
仁義なき忠臣蔵 歴史読本 1999年2月号〜12月号

「冗談新選組」はマガジンで読んでる。「土方君、栗塚旭のまねが上手いなぁ」と云うセリフには覚えがあるし。
巻末に収録されている「あとがき『冗談新選組』の頃」によれば、ホモホモ7のあと名作や歴史物を漫画化するのを手がけたと。
こちらもTVドラマの「燃えよ剣」は見てたので、楽しみに読んだなぁ。
今見ると、近藤さんにこのキャラを当てたのは口が大きいからかとか思ったり、当時はわからなかったこともわかるようになってる。

「仁義なき忠臣蔵」の方は今回初見。大河ドラマ元禄繚乱」連動マンガだったそうで、見てないわ「元禄繚乱」。
他にも理不尽な目に遭った大名は多かったはずなのに、なぜ赤穂義士だけがこんな事件を起こして歴史に名を残してるのか。
実はヤクザ映画で一番迫力あることばは播州弁であると。彼らはこんな言葉を使ってたはずで、だからこんな勢いに。
ヤクザ映画といえば仁義なき戦い広島弁だが、ヤクザ映画と忠臣蔵の関係とかにかんする考察もあり、なかなか興味深いです。
あとは、浪人のビジュアルについての考察とかも。
面白かった。

冗談新撰組

冗談新撰組