a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『鉄道模型趣味増刊 No.881 Nゲージマガジン No.63 2015 SUMMER』 機芸出版社

さっさと買ったのだけど、レイアウトやモジュールの記事が多くて読むのに時間がかかった。
表紙を飾っているのは英吉利海岸(イギリスかいがん)鉄道。定尺ベニアを少し拡張した程度のサイズに作り込んだいい雰囲気のレイアウト。線路回りがいいよね。草が生えてるところとか。下段に大きなヤードを持ち、外部にリバースがあるなど、サイズ以上の内容を持ってて、運転も楽しそう。
星武鉄道秩父線正丸駅付近のレイアウトは、崖下の駅と、谷川沿いの道路と鉄橋が印象的な2方向レイアウト。道路も崖も山も、もちろん線路回りも実に雰囲気がいいよなぁ。
国鉄時代のスイッチバック式停車場の情景と題する1,800×600mmのモジュールは、これも線路回りがいいし、ストラクチャーも雰囲気がいい。
LRVと循環バスが走る小型レイアウトは、鉄道のエンドレスとバスコレ走行システムのエンドレスが2階建てになってて、バランス良く作り込んであって、走ってるとこを見たいよね。
CHICKADEE HIGHLAND RAILWAYは、プレゼントされたミニトリックスのミニ蒸機に合うようにつくったというミニレイアウト。石積みアーチと紅葉がいい。
山間にかかる曲弦ワーレントラス橋のモジュールは、土木技術者の方が作ったそうで、トラス橋を両端で支持する部分の構造とか、ちょっと見のがしがちなところをしっかり作ってある。線路回りの雰囲気もいいが、苔の生えたようなコンクリートの表現がいい。記事ではジオラマと書いてあるが、運転可能なようなのでモジュールと書きました。
餘部鉄橋とそれを取り囲む情景と題したジオラマは、餘部鉄橋を中心に、周辺のストラクチャをいろいろ作り込んであって存在感がある。
信州筑摩鉄道は、市販ストラクチャを積極的に利用して短期間でまとめた習作的なミニレイアウト。900×600mmというサイズにしては十分な高さをもつ山とか、線路回りの作り込みとか、いい感じ。

主に興味のあるレイアウト関係だけでもこれだけたくさんあったので、そりゃ読むのに時間がかかるわなぁ。
たっぷり楽しみました。
自分でも手を動かさないとだめだよなぁ。