『月刊 鉄道模型趣味(TMS) 2015 8 No.882』 機芸出版社

表紙を飾っているのはHOn2 1/2(1/87・9mm)の北又沢森林鉄道。これだけでやられちゃう雰囲気の良さ。
1500×1500mmのH型ということで、ナローとしては結構大きなサイズだよね。いかにも森林鉄道っぽく、頼りない細いレールに見えるんだけど、角材の枕木にコード40のレールをハンドスパイクしたそうで、ポイントまでってのはほんとにすごい。だからこの雰囲気か。実現したい風景を、それを成立させるストーリーでまとめるところは作品としてのレイアウトを作る上で大事なことだと教えられました。素晴らしいです。

レイアウトコンペ入賞作品の写真の中に、NゲージマガジンNo.63に載ってる国鉄時代スイッチバック停車場の情景の写真。記事を先に読んじゃってる。
出雲崎電気鉄道の弥彦軌道線分水町駅の写真が載ってるので、記事が載るのが楽しみ。

13mm組立式レイアウトの製作は、第1回の段階では木工作業の記事。条件を決めてCADでプランを描き、全体の費用見積もりとか部材の切り出しの外注とか。趣味というより仕事のようなきっちりした進め方。なんかすごい。今回は全体の仮組までなので、来月号で線路を敷くとこが楽しみだ。

ここまででおなかいっぱいだったのだけど、まだレイアウトの記事があった。Nゲージの温泉電軌。600×300mmにトミックスのファイントラックを敷いて作ったレイアウトだけど、駅が二つうまく作りこんであって、いい雰囲気。

たっぷり楽しみました。

鉄道模型趣味 2015年 08 月号 [雑誌]