戦車の映画。
19時半からWOWOWがやるのに気付いたので試聴予約を仕掛けておいた。ちょうど晩飯食ってる時間だったのだが、夕食時にお茶の間で流す映画じゃないな。僕は平気だし、かみさんからも特にクレームは付かなかったが。
戦車長のこのおっさんは誰だっけ?と、例によって顔は見覚えがあるが、名前が出てこない展開。かみさんに教わった。ああ、ブラッド・ピットか。
リアルな戦場が凄かったです。
面白かった。というか、ほんとに凄かった。
アメリカ軍なので主役メカはM4なのだけど、水平懸架のと垂直懸架のがいたり、擱座してる戦車のシルエットがパンサーだったり、タミヤのMMで育った世代としてはいろいろ見所が一杯。ドイツ軍のハーフトラックの兵員輸送車とか。
狭い車内に詰め込まれて戦うチームに、新たに配属されてきた場違いな若者。それが一人前に成長していく。
命を預けるのだから、信頼できないとダメ。
戦車兵のリアルな話が、『眼下の敵』とか『Uボート』とかの、潜水艦映画の名作を思い出させてくれる。
そういや本格的な戦車映画ってなかったよね。『ヨーロッパの開放』でクルスク大戦車戦ってのがあったけど、漠然とした記憶でマクロな戦車戦を描いてるだけで、戦車の中の話はなかったはず。
着弾の描写もなかなかハードで、.50のM2重機関銃では頭や手足が吹っ飛んだりしてるし、.45ACPのグリースガンだとそこまでいかなくて穴だらけとか。そのあたりの違いもきっちりやってるのがいい。
じっくり見入ってしまいましたよ。
良かった。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2015/07/22
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2015/07/22
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (11件) を見る