かみさんが試写会を当てたので。
ニッショーホールは2回目かと思ったら、『寄生獣』もここで見てたので3回目か。
開場18時の2分前ぐらいに到着。すでに長い列が出来てる。
18時ちょうどに列が動き始めて、中に入った頃にはけっこう埋まってたんだけど、前の方に行ったらI列の中央付近12，13が空いてたので座る。割といい感じ。
18時半から予告編が始まって、スーパーマンvsスパイダーマンとか、リトルプリンスとか、あと何があったっけ。忘れたが、5分ぐらい。
で、18時35分から本編。
邦題「0011 ナポレオン・ソロ」を新たな設定でリメイクした映画という程度の知識で見たが、舞台は第2次大戦後、ドイツが東西に分断されベルリンの壁がまだなくて、テレビではケネディが演説してるような頃。時代はそのまんま。
場所はドイツからイタリアに展開するのだけど、英語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語が入り交じって楽しい。これは吹き替えじゃなくて字幕で見るのがいい。「エロイカより愛をこめて」にはまった頃、このおっさん達がちゃんと母国語をしゃべる映画にならんものかと思ったりしたが、それが実現してる。
テレビシリーズとはずいぶん違うんだけど、微妙なユーモア感覚とかに通じるものがあって笑えちゃう。
それで、'60年代に外国スパイドラマを見てた人間には、元泥棒のスパイというと「プロ・スパイ/スパイのライセンス」が浮かぶし、男二人女一人のフォーメーションで、ちらっと見た写真を思い出して手がかりを見つけ出すところは「電撃スパイ作戦」だし、思い当たる懐かしい作品がたくさんあって、それだけでたまらん。
格闘シーンや銃撃戦、カーチェイスなどのアクションシーンもリアルな迫力があって楽しめた。
これはスパイ映画の傑作ですよ。素晴らしかった。
#コードネームUNCLE
