買ったのはここ。
初出 『週刊文春』00年9月14日号〜01年9月20日号
単行本 2001年10月 文藝春秋社刊
TV番組と出演者についてあれこれ書くテレビ消灯時間シリーズ。
面白いと思ったのは、刑事ドラマが減って旅館ドラマが増えてることに関する指摘。警察をけっこういい加減に描いてた刑事ドラマが成立しなくなって、代わりに旅館ドラマが増えてるんじゃないかと。旅館だから入れ替わり立ち替わり客が来てドラマが生まれるし、旅館の中で対立が起きるし。なるほどね。
巻末の解説は大月隆寛。没後すぐに産経新聞と毎日新聞に書いた追悼文を再掲し、失ったものの大きさを訴える。
ナンシーが生きてたら、今回のSMAPの生出演になんと言っただろうか。
- 作者: ナンシー関
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/07
- メディア: 文庫
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