『月刊鉄道模型趣味(TMS) 2016 3 No.890』機芸出版社

表紙を飾っているのは16番のEF71+キハ82。
EF71の乗務員ドアのレバーを見て、16番ってこんなに精密になってるのかと改めて感心したり。
中の記事を読むと、台車の砂マキ管までつけてるとか、ディテールのこだわりがすごい。
レイアウトの記事は、HO 9mmナローの「美吾旅森林軌道」の、緑の多い地面の雰囲気が好き。樹木も含めて緑が多い。
記事中では地面について触れてないんだけど、枕木が土に埋もれかけた線路の内側にも雑草が生えてるような表現が実感的。PECOの普通のNゲージ用フレキシブルを使ってしまって、枕木の太さや長さが違ったと書いてあったけど、土に埋もれかけてる状態なのでほとんど気付かないレベル。
1/120・9mmの国鉄道東本線は、3420×2080のレイアウト。牧草地や広い畑の中を行くゆったりとした曲線がいい雰囲気。
駅周辺については全く触れられてないので、未製作の機関区とあわせてまた発表して欲しいな。
1800×900のNゲージセクション、関西本線中在家信号場は、No.818に載った国鉄参宮線伊勢市駅レイアウトにセットで使用するレイアウトだそうで。プランを見るとユニット式の線路を使ってるのかと思っちゃうけど、実際にはPECOファインのポイントとフレキシブル。見えない部分ではユニトラックも使ってるのね。
「中在家」が読めなかったんだけど、ATOKによれば「ちゅうざいけ」だとのこと。
鍛冶屋線曽我井駅は600×210mmのNゲージ・ジオラマ。最初2100mmかと思って、その割に写真を見ると2輌でこのサイズってなぜ？と思ったら、210mmだった。桜がすばらしい。
気になる記事はそんなとこだけど、巻末の広告ページを見てたら自社広告がけっこう増えてるなぁ。
と、その中にマッハ模型の広告が。このサイズは1/12ページか？昔は現在エコーモデルの広告が載ってる4ページあたりに載ってて、通販で利用したこともあったのになぁ。なんかちょっとさびしい。こんだけの広告しか出せなくなったマッハ模型とみるか、こんだけの広告しか出す価値を見いだしてもらえなくなったTMSとみるか、微妙だけど。