a_sue’s diary

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『怪盗ルパン伝 アバンチュリエ3 奇巌城〈上〉(ヒーローズコミックス) Kindle版』 森田崇 原作:モーリス・ルブラン ヒーローズコミックス 小学館クリエイティブ

初出『月刊ヒーローズ』平成26年2月号〜7月号に「好評掲載された」。
前にも書いてるけど、ここってそういうセンスなんだな。
昨夜ツイッターで「奇巌城」完結で、次は「813」というご本人のツイートを見かけて、以前から気になってたタイトルだったし作者からコメントいただいたのもあって、ポチッとしちゃった。
検索で「アバンチュエリ」と入れても何も出てこなくてなぜだ??と思ったら、「アバンチュリエ」でした。ずっと「アバンチュエリ」だと思ってた (^^;

ルパンは、小学生のころポプラ社南洋一郎版でずいぶん読んだ。最初に父が買ってくれたのが「813の謎」だったと思うけど、もちろん「奇巌城」も読んでるし、買ってもらったのが何冊かあって、そのほかにも学校の図書室で借りて読んだのがある。というわけで、僕はホームズかルパンかといえばルパン派。ホームズも何冊か読んでるけど。
ちなみに今自宅の本棚には昔友人が息子たちにお土産でくれた「シリーズ怪盗ルパン」の「奇巌城」と「813の謎」があったりする。久しぶりに読み返そうかな。

奇巌城 (シリーズ怪盗ルパン)

奇巌城 (シリーズ怪盗ルパン)

813の謎 (シリーズ怪盗ルパン)

813の謎 (シリーズ怪盗ルパン)

で、このマンガ版を読んで、すっかり忘れてた「奇巌城」の話を少しだけ思い出した。盗みに入ったルパンが令嬢に撃たれてケガをするってとこだけ。少年探偵登場は全く思い出せない。困ったもんだ。
邦画の特にアクション映画で、叫びすぎるのが嫌いなんだけど、このマンガも吹き出しが叫びすぎてるのがちょっと気になる。
とか思いながら読んでたら、最後の引きが強い。探偵達が次々に活動不能に陥ったところでペンを置いたルブランの背後に現れるルパン。続きも気になる。
そのあとに「ルパン、奇巌城の日本漫画への影響」と題する作者の文章が載ってて、現在ごく当たり前のように物語に登場する少年探偵のはしりがこの作品であると。そうだったのか。子供時代からあまりに当たり前のようにそこにあったので特にどれが先とか思ったこともなかったけど。って、「奇巌城」に少年探偵が出てたこと自体忘れてるようではね。
このまま続きを読むか、立ち止まって南洋一郎版を読み返すか。