a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『月刊flowers(フラワーズ) 2016 7月号』 小学館

萩尾望都ポーの一族」の新作が載るってことなので発売日に購入。読了。

萩尾望都ポーの一族最新作 フラワーズ7月号(5/28ごろ発売)に登場!!

誌名を捨てて、その号の目玉を大きく書いてある背表紙が潔いというか、すぐ見つけられて良かった。発売日に専門店で棚差しとは、「ポーの一族」を知らないのかアニメイト秋葉原店。

最近の作品で絵柄が変わってるのはそれなりに受け入れられるが、むかしの作品の同一人物でこれだけ絵柄が変わってると受け入れるのが容易ではない。コマ割から立ち居振る舞いまでまるで変わってる印象だし。
予告で告げられていたとおり、1944年のウェールズが舞台。ドイツから逃げてきた少女と出会うわけだが、さて、と言うところで前篇終わり。続きは冬に載るそうで。
別冊付録は「訪問者」と「湖畔にて エーリク 14と半分の年の夏」。前者が1980年、後者が1976年の作品で、後者の絵柄が一番なじんでるころのもの。マンガ家の絵柄はどんどん変わっていくものだから、いつまでもむかしの絵が好きと言っててもしょうがないんだけど、それでもやっぱり1976年頃の絵が好き。『ストロベリー・フィールズ』は持ってるが親の家に置きっ放しになってる。久しぶりに読めて良かった。
で、萩尾望都×山岸凉子のプレミアム対談が8ページ。興味深かった。

せっかく買ったので一通り目を通すと、半分ぐらい知ってる名前。というか、30年以上マンガを描いてる人って意味だが。
久しぶりに読む「風光る」は、慶喜が船で江戸に帰ってしまうあたり。『明治維新という過ち』を読んだばかりなので、あの出来事かと思い当たったり。
海街diary』が載ってなかったのが残念だが、あっちは3,4ヶ月おきの掲載だから同じ号にスペシャルなものを同時掲載するわけはないわな。来月号に載るそうで、来月号はそれが背表紙か。