こないだ安かったときにまとめ買いしたのだけど、そのままになってたのをやっと着手。
グループ・ゼロらしく奥付もなくて、初出不明でなんに載ったのかも記憶が定かでないが、あの梶原一騎がこれが最後と言って書いた自伝的作品。
梶原一騎については「夕やけ番長」の時書いたので細かくは書かないが、終わりの方で出てくる新人マンガ家吉田竜夫とのちに描く「チャンピオン太」は、マンガを読んだことはないのだけどテレビ化されたのを大好きで見ていた。のちに「巨人の星」で梶原一騎作品にはまったあとで、あれが梶原一騎原作だったと知って驚いたもんだった。
で、これだけど、結局連載時はほとんど読んでなくて、今回ほとんど初めて読んだ。
この巻は力道山木村戦から始まる高校時代からさかのぼって中学の話と、物書きとしてやっていこうとするところまで。
力道山木村戦に大山倍達が絡むところは「空手バカ一代」で読んだ経緯と同じ。って、まあ同じに書くよな。
あちこちにそれはのちの話ってのがあって、梶原節が懐かしい。
続けて読んじゃおう。
- 作者: 梶原一騎,原田久仁信
- 出版社/メーカー: グループ・ゼロ
- 発売日: 2014/05/27
- メディア: Kindle版
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