かみさんが試写会を当てたので。
ってずいぶん久しぶり。
さらに、よみうりホールに最後に行ったのって３年以上前か？
席は1回のI-20,21。まあまあ前の方のセンター付近。フラットな座席なので前の人の頭がちょっとスクリーンにかかるが、許容範囲。
定刻の19時からワーナーの予告編がいろいろ流れて、映画泥棒のあと本編。
事前情報としてはクリストファー・ノーラン監督が実物の飛行機を飛ばしたりしてリアルな戦場を描くといった程度。
いやあ、これがもうすごかった。
最初から最後まで個人の視線。
戦争を俯瞰するような映像も説明もなく、ひたすら目の前の銃弾から逃げ、故国に帰るために頑張る青年と、スピットファイアでドイツ機が味方の船を襲うのから守るために戦う航空兵と、自国の兵士を故国に運ぶために自分の船でドーバー海峡を渡って迎えに行く親子と。
ドイツ軍が射撃するシーンは一切映らずに、弾が飛んできてまわりの兵士が倒れたり周囲に着弾の音だけが響いたり。
ドイツ兵が映ったのって、最後にフェードアウトするシーンにかすかに特徴的なヘルメットが映ったぐらいかな？
空中戦も徹底的にこっちの目線だけ。海上低く飛ぶスピットファイアの3機編隊がかっこよかった。
通常版でこれだから、IMAXはどんなだろうか。
