初めての箱根フリーパスで日帰り温泉

かみさんが三連休に温泉に行こうと言いだしたのがいつだったか。
箱根には何度か行ってるが、いつも車なので、フリーパスでまわろうよと。
しかし手頃な宿はすべて満室で、予定を日帰り温泉に切り替えたが初日の23日はロマンスカーが満席。結局24日の朝8時新宿発のはこね3号の席を確保。
時間を計画しても無駄なので、行きたいところだけリストアップ。
行ったことのないところってことで、彫刻の森美術館、箱根美術館強羅公園、関所跡あたり。
箱根登山鉄道からケーブルカー、ロープウェイ、海賊船のコースだと最後の山下りがバスになって死ぬほど渋滞するはずだから、最初にバスで芦ノ湖に上がるコースで計画する。
最後に日帰り温泉に入って、帰りのロマンスカーは状況で決めようということで。

というわけで、早起きして新宿。
家を出ようとしたら西の低い空に満月が明るく輝いていた。きれい。
新宿に7時15分頃着いてしまって、セブンイレブンで朝食の弁当を買って、時間があるので1本前の7時40分発のロマンスカーえのしま1号を見にホームに上がる。
入ってきたのはEXEの6輌編成で、新宿側先頭車は中間貫通車。江ノ島側の先頭車を見に行って、写真を撮る。
乗るのもこれと同じと思ってたんだけど、実際に乗るはこね3号が入ってくると、かみさんが色が違うと。写真をチェックしたら実はえのしま1号は新しいEXEαだった。乗ったのは古いEXE。
www.odakyu.jp
普通にお客さんが乗った状態で到着して、車内清掃が入るタイミングで、座席が奇数列、偶数列の順に自動で方向転換。ロマンスカーの座席が動くのは初めて見た。
5分前に乗車開始で、6号車12のDに座る。窓が広いEXEは奇数と偶数のあいだに柱がない。小田原・箱根方面行きの場合、偶数席に座ると柱がなくて視界が広い。もちろん4人で箱にするときは奇数と偶数で取れば柱がなくて快適。大昔、新幹線が0系大窓の時代に初めて取った4人で箱にした席の真ん中に窓枠の柱が来たトラウマで、このあたりはずっと気になるポイント。
定刻8時に音もなく滑るように発車。ロマンスカーに乗るのって何年ぶりかな。
乗ったC, D席は山側。走り出してしばらくすると、A, B席は日があたるのでみなさんカーテンを閉め始める。こっち側は日があたらないのでその必要もなくずっと景色を楽しめた。
途中町田と本厚木に停車して、本厚木を出ると丹沢の影から富士山が時々見えるようになる。快晴の青空に真っ白に雪を被った富士山がくっきりきれい。山側席で良かった。
小田原で4輌切り離して箱根登山鉄道に入る。途中の離合で相手がオレンジ色の新型、GSE。乗りたかったなー。
9時20分頃箱根湯本駅に着く直前、眼下のバス停付近に人が沢山いて長い列が川沿いに延びてるのが見える。ああ、やっぱり人が多い。

トイレによって、2階の改札を出てそのまま道路を渡り、向こう側に降りると、手前に温泉の送迎バスが停まるバス停が並んでて、その向こうに1番から4番までバス停がある。
箱根周辺のバスは、フリーパスを買ったときに貰った交通マップを見るとアルファベット一文字で路線が示されてて、乗りたいのは箱根関所跡を通るHかR。2番バス停にH, Rの表示があった。列付近で聞くと、最後尾は川沿いだと。ああ、ロマンスカーから見た一番長そうな列か。
25分待ちでHのバスに乗って、若い女性グループが譲ってくれた車椅子スペース席に座る。ありがとうございます。人が並んでた割りに立ってる人数人という状態で10時5分に発車。
待ってるあいだ目の前を通る山登り方向の車がやや詰まってる印象があったんだけど、実際に乗ったバスが走り始めると割とスムーズ。
途中のバス停でどんどん人が乗ってくる。だから割と空いた状態で出たのね。
普段は自分が運転してることが多いので、横方向の景色を眺められるのがうれしいが、紅葉はいまいちか。散ってしまってる枝が目だつし、葉が残ってるものも色がイマイチ。
小涌谷あたりのバス停から満員通過のアナウンスをしてドアを開けずに通過するようになる。途中から乗ろうとしてる人は大変だ。
元箱根港を過ぎて芦ノ湖ごしに富士山が見え始める。快晴なのでくっきり素晴らしい。

箱根関所跡でバスを降りて、箱根関所に入ったのが11時ちょっと前ぐらい。新宿を出て約3時間か。
箱根関所はフリーパスを見せると100円引きの400円。
京口御門から入る。番所の中にも上がることがで来て、年に何回かだけだそうで今年は今日が最後だと。ラッキー。
番所の中を見て回った後、裏の急階段を上がって遠見番所
そこから見た景色がこんな感じ。

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関所と芦ノ湖と富士山
江戸口御門から出て、箱根関所資料館へ。
ブラタモリで紹介された情報などが沢山。井上陽水のあの歌が流れてて、その後しばらく脳内再生が止まらなかった。
資料館の滞在20分ちょっと。

そのまま恩賜箱根公園へ。ここも初めて来る場所。
島型に突き出た公園を巡る遊歩道を歩きながらポケモンGO。結構普通にポケモンが出現する。
真ん中あたりにある湖畔展望館がちょうどお昼過ぎだったのだけど、2階のカフェはお茶だけで食事メニューはなかった。
2階のテラスから見た景色。

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湖畔展望館から見た芦ノ湖と富士山
二百階段を下って、橋を渡り、車の通りに出る。その向こうに杉並木。
元箱根方面に歩きながら、道路の向こう側が通り抜けられそうなとこをねらって杉並木。ここを歩くのも初めてだな。車が通れるあたりは何度も走ってるけど。

12時40分頃元箱根港に海賊船がいて乗客が桟橋を歩いてるのが見えるので急いで行ったけど、残念ながら間に合わず。40分発だったようで、ちょっと遅かった。
ほとんど先頭で並んでたんだけど、13時に臨時便があると云うアナウンス。時刻表にそういう紙が貼ってあった。
というわけで、13時発のビクトリーに乗る。もちろん上の甲板へ。
桟橋を離れてすぐに回頭して桃源台港に向かう。
途中に見える岸の山を見てても、綺麗な紅葉は見えず、茶色い風景。でもまあそれはそれで。
25分ほどで桃源台港に到着。昔は湖尻って言ってなかった?
桃源台港の横に建造中の海賊船が見える。

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桃源台港の横で建造中の海賊船
帰りのロマンスカーの電光掲示で2019年2月に就航予定の新しい船を建造中と出てたので、あれだったかと思った。

桃源台で海賊船を下りてエスカレーターを上がって行くと、ロープウェイの待ち行列が左手に延びている。
外の駐車場をかすめて最後尾に着いたのが13時半過ぎ。
その付近の紅葉がちょっと綺麗だった。
乗車券のチェックでフリーパスに判子を押されたのが14時過ぎ。そこから階段を上がって、ゴンドラに乗ってるとこが見えて、もうすぐかと思ったら、そばに乗るまで30分という掲示。行列がスペースいっぱいにグニャグニャと延びていたのだった。
定員18人で、1分間隔の自動運転だそうだから、この先に18×30=540人いる計算か。

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箱根ロープウェイの乗車案内
実際には14時23分頃乗ったので、列に隙間が結構あったか。ゴンドラをバックに写真撮ってる人とかもいたし。
というわけで、約50分待ちで乗車。
席に少し余裕があると思ったら、途中駅の姥子で二人乗ってきた。
次の大涌谷まで13分ほどで到着。早雲山に向かう人もいったん降りて、乗り替え。
久しぶりの黒たまごや、食べてない昼食も気になったが、時間がやや遅めなのと、早雲山方面の列が短かったのとでそのまま並んで、1分後には乗車。
こっちのゴンドラも同じような座席配置だけど、乗車口が二つあるところが違う。
実は大涌谷は行ったことがあるが、早雲山には行ったことがないので、今回が初めて。
大涌谷の裏側の黄色い風景と煙を初めて見た。

早雲山で、ケーブルカーの乗車列に並んで、約10分待ち。
15時頃発のケーブルカーで箱根美術館がある公園上をめざす。満員ぎっしり。
その途中の上強羅と中強羅は、左右のホームをつなぐ通路がないので降りる方向を間違えないようにという注意のアナウンス。
降りる公園上(こうえんかみ)ではそんな注意もなかったが、到着前から右手に箱根美術館が見えてるので間違えようもない。

駅にくっついてカフェレストラン旬幸(しゅんさい)というのが見えたので、まず遅い昼食で温泉そば。
時間がないのでさっさと20分ほどで食べ終えて、出る頃ちょうど閉店の15時半。

徒歩40秒ほどで箱根美術館
箱根フリーパスを見せると割引で700円。
苔庭に行くと、本日初めての紅葉らしい紅葉が苔の緑に映えてきれい。

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箱根美術館の苔庭の紅葉
残念ながら、山の陰になるのでこのあたりはもう日があたらない。日があたる時間だったらもっときれいに見えただろうな。
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箱根美術館の紅葉を見下ろす
本館の展示は特別展示で「近日本の木版画」とか、古陶磁器などを15分ほどで見る。
トータルの滞在時間43分位。

箱根はどこも17時に終るらしく、強羅公園彫刻の森美術館も17時まで。
徒歩2分で、目の前に見えていた強羅公園に行く。16時15分ぐらい。
入口でフリーパスを見せると入場無料。17時までですからと言われながら入園。
ローズガーデンがあったりヒマラヤスギがあったり。

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強羅公園のどのあたりMAP
ああ、思ったより見るところが多い。
というわけで、彫刻の森美術館は諦めることにする。一番最初に行きたいとこに上がったのに、この巡回コースじゃ無理だったね。
ブラタモリに出てきた岩を囲むような茶室とか、その裏の小径とか。どんだけあるんだという熱帯植物園とか、だいたい見終えて正門から出たのが16時42分頃。滞在30分弱。

暗くなりかけた中を徒歩7分強羅駅
以前見た駅の外にあふれるような人はいなくて、フリーパスを見せて箱根登山鉄道のホームの待ち行列に加わる。
1本目に来た16時54分発の比較的新しい車輌の電車に乗れたが、通勤電車並の満員ぶり。もちろん座れない。
案内に立ってた駅員さんの影になって外に書いてあった車番が見えず、車内でもどこに書いてあるのか見えず、形式不明。液晶表示がある新しい車輌なのは間違いないのだけど。
外は真っ暗で照明があるとこだけが見えるだけ。景色は見えず、時折近くに来る道路で渋滞してる車の列が見える。
3回のスイッチバックで向きが変わって箱根湯本に到着したのが17時半頃。

ロマンスカー特急券を買うそれほど長くない列に並んだ時点で空席があるのは19時40分というアナウンス。こっちはこれから日帰り温泉に行くつもりなので、時刻表を見て3時間後の20時半を選択。無事に席を確保したのが10分後ぐらい。

日帰り温泉は、事前調査でクーポンを印刷して持ってきた天成園をめざす。
日帰り温泉のご案内|23時間営業・日帰り温泉・箱根湯本のホテル・旅館|天成園[公式]
マップの経路案内で徒歩15分ほどで到着。行ってみたら、外観がキラキラピカピカですごかった。
日帰りのカウンターに行列が出来てて、5,6分待ちで受け付け。靴のロッカーキーと引き換えにタオルセットとロッカーキーをもらう。
浴衣を選んで、風呂上がりの待ち合わせ場所を決める。2階の食事処は待つようだし、3階の無料休憩エリアも空きがなさそう。と思ったら、2階の宴会場が一つ空いてて臨時無料休憩所になってたので、そこで1時間後の19時半に待ち合わせ。
そこではたと考えてしまったのが、20時半のロマンスカーなので遅くとも20時には出ないと買い物も出来ない。ということはここで待ち合わせる時点でのんきに浴衣を着てる場合なくて帰り支度が整ってる必要がある。というわけで、せっかく選んだ浴衣を着ることは出来なかったのだった。
男女でフロアが違う大浴場は、屋上の露天風呂が涼しい外気温とちょうどいい感じで気持ちよかった。
温泉を堪能して、19時半過ぎにカウンターに戻ると精算の行列。10分ぐらいかかって精算して、外に出たのが19時50分。
駅に向かう途中、空を見上げると雲の間から昨日が満月の丸い月がきれい

コンビニで高くない缶ビールとおつまみを買って、駅の売店ではお土産とかだけ買って。実はそんなに飲まないかみさんの夕食を買い忘れるといううっかりがあったのだが。

帰りもEXE。今度は3号車のA席で海側。発車前から缶ビールを飲み始める。小田原までは、暗くなってるとは言え近くの道路の様子とかがよく見える。
小田原に着くと、向こうのホームにオレンジ色の新型ロマンスカーGSEが見える。え、これから箱根湯本に行くの?ってことは次のロマンスカーにしておけばGSEに乗れたの?
あとでロマンスカーの時刻表をチェックしたら、「車型」という項目があって、僕らが乗ったのは「E」の表記で「EXE,EXEα」のどちらか。次のロマンスカーは「▲」表記で運行状況によって変わるとなっている。席を取る時点で表記に気付いててもねらえなかったな。
小田原から新宿の間はずっとビールを飲んでいて、ちょっと居眠りしてたり。

日付が変わる前に無事帰宅。
ドライブも楽しいけど、乗りものの旅も楽しいね。