届いたのがここ。
翌日の通勤で久しぶりに大きめのソフトカバーを持ち歩き読書。
休日に手をつけて、やめられない止まらないで一気読み。
面白かった。
亡くなってから知る偉大な人ってのがたくさんいて、この方もその一人。
若い頃からいろんな新しい技術に触れ、それをビジネスにつなげるとともにそれを通じて得た人脈を大事にして人と人をつないで「電子立国日本」を作り上げたと言っても過言ではない。
ICからLSI、そして液晶、太陽電池。いろんな技術の話が出てくるが、一カ所にとどまらずに次の製品を模索する。
わからないことは人に聞けばいい、聞かれたら教えればいい。
松下電器で講演するエピソードが経営者の度量と相まって凄い。
『独創』ではなく『共創』。
佐々木さんが退いた後液晶偏重でおかしくなったシャープが、復活しつつあるその裏側まで書いてあって、最後に登場する次の製品でちょっとうるっと来ちゃった。
ロケット・ササキ:ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正
- 作者: 大西康之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/05/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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