並行して読んでた本もあったけど、最近SNSを読むと嫌な気分になるのがつらいので読書が進んで結構サクッと読み終えた。
時代劇についてのいろいろ。
物心ついて、気がつけばテレビで時代劇をやっていて、1980年頃までは大河ドラマも見てたし、時代劇で好きな番組もいろいろあったんだけど、最近はほとんど見ない。
そもそもやってないけど、大河も見ないし評判が良かった最近の鬼平も見てない。
という状態なので、この本に書かれてる1960年ぐらいの映画の時代のことは話として聞いてるだけで、最近の作品や監督については名前を聞いたことはあるけどそこまでという感じ。
それでも「とりあえず知っておきたい基礎知識」は知ってることが多かった。
それが「もう少しだけ掘り下げておきたい重要テーマ」になると知らないことが多くて、そういう事情だったのかとか、初めて知ることが多くて面白い。忍者の話なんて特に。
大河ドラマは、僕が思い込んでたよりずっと早くから若手アイドルを使ってたり、無名の若手を抜擢してたりしたのだと初めて知った。そうか、単に若い頃の郷ひろみが時代劇には違和感があっただけか。
最後のガンダムと富野さんのインタビューは買ってすぐ目を通してるけど、あらためてざっと読んで最後までたどり着いた。
面白い。
さらに、電子版の作りとして巻末の奥付の前に帯付きでカバーを開いた状態と、帯なしでカバーを開いた状態の画像が収録されていて、他のkindleなんかで欲しかったものが全てはいってて素晴しい。
なんと言っても背表紙部分まで含まれた画像ですよ。大変満足。
