a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『月刊 鉄道模型趣味(TMS) 2020 6 No.941』 機芸出版社

今月は昼の休憩時間に駅前の本屋まで行って買ってきた。チケット屋が閉まってるので久しぶりに現金で。
表紙を飾っているのは田植え日和と題する 1/48・16.5mmのモジュール。
ぱっと見にも田植えの苗がすごい。記事を読むと2400本手植えしたらしい。すごい。
あと人形がいい演技してる。
フィギュアの作り方は2015年6月号の記事に書いたとのことだけど、メモしてない。
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写真の車輌は2017年11月号に登場してる車輌を譲ってもらったのだと。
残念ながらわかるような書き方をしてないな。
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外に持ち出して撮影された写真で見るとほんとにリアルで凄い。
本格的な固定レイアウトの記事は、Nゲージ 1200×2400mmの八柱ひぐらし鉄道。
都市型で線路で埋まってる。製作期間3年。
6列車同時運転可能というのもなかなか欲張った作り。
1ページ使ってプランが載ってる。カーブの半径とか入ってないけど、線路がどこからどこにつながってるのかよくわかる。
全線に架線柱が立ってるのが壮観だけど、その分メンテ性が悪くなっていると。
埃もかぶり始めてるとかで、固定レイアウトも大変だ。
もうひとつは 900×450mmのNゲージモジュール。京「玉」線'88。
そう大きくはないのだけど、わずか2ヶ月でシーナリーの付いたモジュールを完成させてるそうで、いろいろと新しい技法を開発してるのが凄い。
タオルで形を整えた山にラップをかけて石膏シートを貼り重ねて最後にタオルを抜くとか。
スタイロフォーム積層が一般的になってる現在ではあまり見かけない技法。
昔は針金で大まかな形を作って新聞紙を貼り重ねてプラスターシートで形を作るというのがよく使われてたけど。
バラストも木工ボンド水溶液を使わず、速乾アルテコボンドというのを使って、振りかけて固着していないバラストを除去というのを繰り返すのだと。
樹木もねじった針金を軸に、ペットボトルで作ったシェイカーの中でフォーリッジクラスターをシェイクしてくっつけると。
何年もかけて作り上げた技法が新鮮。
以上、レイアウト関連記事3つとも作者によるモノで、取材記事じゃないとこが以前のスタイルに戻っててちょっとうれしかった。
ニュールンベルクメッセ2020リポートは第3回。
今回は車輌だけ。
今月号から連載が始まったのが和田洋さんによる模型ファンのための客車入門。その第1回。
塗色の話がおもしろい。1956年から1977年の50系まで、よく目にした客車の色がどう変わって、何にどんな色が使われたのかがまとめてある。
そのうえ、「資料提供:川村かずふさと」とクレジットされた「国鉄車輌関係色見本帳」よりの客車の色のカラー資料が貴重。印刷なので正確でないとはいえ、カラー。
楽しい軽工作は小さな事務所の作り方。
1/45の寸法が入った設計三面図が載ってるが、これだけで作れる技術は無いわ。
資料 蒸気機関車の給炭設備(補遺2)で鹿児島機関区のスキップホイスト式給炭槽と宮崎機関区、熊本機関区、新見機関区の写真。
今回は久しぶりに満足度高し。

鉄道模型趣味 2020年 06 月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2020年 06 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/05/20
  • メディア: 雑誌