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『風雲児たち 幕末編 5巻 (SPコミックス) [Kindle版]』 みなもと太郎 リイド社

ペリーが戻ってきて交渉がいろいろ。
後世から見ると、なんてバカなことを言ってるんだこいつらはってのが沢山あるんだけど、当時の常識だと無理もないのだろうか。
村田蔵六が活躍を始めて、技術者が欲しいと言ったときに推挙される百姓提灯張り替え職人の嘉蔵。大河ドラマ花神」では愛川欽也が演じたはず。読み書きは出来ないが図面は読める。論理的思考が出来る。
もっとも大事な人物ばかりを迫害し殺し続けてきた時代。
みなもと太郎はその作風でお笑いを入れてくるからボロ泣きはないんだけど、シリアスに描かれてたら泣いてるような展開。
ところであちこちに名前が出てくるがあまり活躍してない河井継之助
『峠』という小説を中高生の頃入り浸ってた模型屋のおっちゃんに借りて読んだことがあって、その主人公だった。長岡藩のなんたらだったっけか?
そのおっちゃんには『エマニュエル夫人』も貸してもらったのである。映画が公開される何年か前に。
てなことをつい思い出しながら、この作品は面白い。

風雲児たち 幕末編 5巻

風雲児たち 幕末編 5巻