前夜泊まった長男一家と、天気もいいしその辺の公園に一緒に行こうかという話から、レンタカーで近場にという話に広がり、近場で葛西臨海公園？せっかくだから鴨川？だったらマザー牧場は？というわけで、マザー牧場に決定。
9時頃ニッポンレンタカーのサイトで空き状況を調べるとほとんど満車だったけど、シエンタが空いてて大人4人とチャイルドシートにはちょうどいい。その時点で予約できるのは10時半からのようで支度する時間もあるからこれもちょうどいいか。日帰りといってもマザー牧場までアクアラインを使って2時間程度のはずなので20時前には帰ってこれる。
10時半頃一人で車を取りに行くと、シエンタの都合が付かず同じ料金で大きな車ということで用意されていたのがセレナ。どっちも初めての車種には変わりない。
セレナと言われてもイメージが湧かなかったが、実車を見るとボンネットがあって前輪よりうしろに座るので違和感はなさそう。ミニバンというと乗ったことがあるのはオデッセイぐらいか。日産は久しぶり。
車検証をチェックするヒマがなかったのだけど、走行距離8万5千ぐらいなので、2，3年前の車かな。
家族をピックアップしに戻り、1歳2ヶ月の長男の長男のチャイルドシートを2列目センターに固定して長男夫婦がそれを挟んで座り、運転席が僕、助手席がかみさん。
小菅から乗るととにかく車が少ない。雲一つない快晴で、中央環状から富士山がよく見える。
実は小菅から乗ったあとカーナビは銀座方面を指示してたらしいが声が小さくてラジオの音に負けていたので聞いてなかった。かみさんが画面を見てあっちって言ってたよ、と。銀座方面は構造的に渋滞するポイントがあるし、道が狭いので素直に湾岸に出る方が好き。
ハンドルにボタンスイッチがいろいろ付いてるので、ちょっと試行錯誤してオートクルーズの設定をする。
オートクルーズはアップダウンにかかわらず速度を保ってくれるので、使える車では積極的に使うようにしてるんだけど、こいつのは速度調節だけで前の車に接近しても速度を落としてくれなくて使えないやつだった。
そのわりにラインを踏むと車線はみ出し警告がなるので設定がちゃんとできてないのかもしれないが。
湾岸でそのことに気付いて、羽田付近で家族にそのことを話しながら実演したりしてたらアクアラインの分岐を通り過ぎた。
東扇島で下りて、ぐるっと回って逆向きのインターから乗る。高速代と時間のロスだったなぁ。
富士山がきれいに見えてるので海ほたるに寄ろうか？と聞いてみたら、子供も寝てるし帰りでいいよということで寄らず。
アクアブリッジからは富士山は背後方向になるので僕は見えず。
カーナビに従って、富津中央でおりたんだったかな。
料金所を出た突き当たりにマザー牧場の大きな看板。
あとはポイントごとに看板があってカーナビがなくても迷わない。
最後の6kmは山道でセンターラインがあったりなかったり。いい天気だけど木陰も多く、ヘッドライトを付けてカーブミラーでアピール。
12時半頃山の上ゲートの駐車場に駐めて、エンジンを切って、車をロックしようとしたらキーがない。
今時の車なので、近くにキーがあればエンジンがかかるんだけど、ニッポンレンタカーで出る直前にキーを渡されて、さてどこにしまったか？？
ドアポケットとか、財布を入れてるウエストポーチ、上着はキーを受け取った時点でもう脱いでたし、ズボンのポケットにもないし。
かみさんに指摘されてウエストポーチの前ポケットのチャックを開けたらそこにあった。
やれやれ。
中に入ったのが12時40分過ぎ。
アグロドームのショーまで時間があるので裏のみどりのひろばに出たら、柵の中に羊がいてすぐそばで触ることが出来た。
歩き始めて間がない孫も芝地の斜面をうれしそうに歩いて元気いっぱいな感じ。
13時にショーが始まるのでアグロドームに入ったんだけど、つまらないようでむずがるので外に出る。
と、元気に歩く。歩くのが楽しいお年頃かな。
抱っこしたり肩車したりしながら下のふれあい広場に移動して、羊とふれあったり。
ふれあい広場の近く、花の谷を見下ろす芝地にシートを敷いてお昼。
この季節だけど、快晴で日が照ってて風もほとんどないので外でお昼を食べるのに何の問題もない。
そのあとはうさモルハウスでモルモットやうさぎにさわったり、うしの牧場で牛を間近に見たり。
ベビーカーに乗せると無表情になるのに、おろして歩かせると元気になるのは歩きたいってことかな。
今日の日没は16:45なので、海ほたるから日没を見るには遅くとも1時間前には出たい。
うしの牧場を15時頃はなれて、ベビーカーで坂道を上がって山の上ゲートゾーンへ移動。
途中、真上の割と近くをDELTA航空の旅客機が通過する。福岡を離れて以来、久しぶりな低さだった。
上の芝地を少し歩いて元気を取り戻し、15時半頃マザー牧場をあとにする。
下り始めてすぐのカーブの外側に人だまりがあって、何かと思ったら人のあいだから壊れたバイクが転がってるのが見え、その先に車が駐まってる。事故か。
少し先で上ってくる救急車とすれ違い。大丈夫かな。
太陽が低くて西に向かって走るので太陽がまぶしくて、前を見るのにサンバイザーが役に立たない。手を翳して太陽を遮りながら走る。
高速のインターかジャンクションか覚えてないが、こっちが左から合流するところでミラーじゃなく振り向いて確認しようとしたら真横にベンツ。前を見ててサイドミラーでは絶対気付かないような位置。ブレーキで減速してやり過ごして入ったが、危ないところだった。ベンツの前にもうしろにも車はなく、ほんとにその1台だけ。気付いたのは運が良かっただけだな。
アクアライントンネル川崎行き方向で事故だとかで、アクアラインを避けるルートを提案してくるカーナビを無視してアクアライン。
予想したような渋滞もなく、海ほたるにすんなり入って、2階の端っこに前向き駐車したのが16時20分過ぎ。右前方に富士山と太陽が見える。この季節は位置がだいぶ離れてるけど、雲がほとんどなくて空気も澄んでてくっきり。
ここからよく見えるので、寒い外に出ることもないよ子供も寝てるしってことで車内待機。
予定通り16時45分に日没。
日没直前に子供が目を覚ましたので、せっかくだから下りようかと車外に出て、近くのエレベーターで5階展望台。
日没を見た人たちがそこそこいたけど、人はやっぱり少なめだったな。
日没で赤い空に富士山のシルエットがきれい。羽田に降りる飛行機が頻繁に通り過ぎる。
17時20分頃出て、アクアライン終点付近で道を間違えないよう気を使いながら、なんだそれだったら右車線に移動する必要なかったじゃんとか、たまにしかこない人間にはやっぱりわかりにくい。
素直に帰るなら湾岸から木場で中央環状なんだけど、せっかくだからレインボーブリッジを通ろうかと。
レインボーブリッジの案内は直前にしかなくて、東京湾トンネルを抜けてからの分岐に緊張しながら。一度失敗すると慎重になる。
レインボーブリッジはメンテナンスで1車線塞がってて、それどころか作業してる人の背中がラインを超えてるんじゃないかという場所で作業してるとこもあったりして怖かった。景色は最高でしたが。
浜崎橋ジャンクションは僅かな距離で4車線を左半分から右半分に入り乱れながら移動する無理のある構成だけど、車が少なくて楽ちん。
内環で江戸橋ジャンクション、箱崎ジャンクションもすんなり通れて、中央環状に入ってすぐ小菅で下りる。車が少ない分楽だったが、ジェットコースターのような首都高はなかなか慣れない。
帰着が18時15分頃。お疲れ様でした。
給油が満タンで 14.6L。ニッポンレンタカーの明細で走行距離 212km。失敗がなければ200kmぐらいだったのかな。
平均燃費 14.5km/L。
まあ、アイドリングで30分ぐらい消費してるしね。
マザー牧場は以前一度行った記憶がある程度だったけど、後で調べたら長男が1歳3ヶ月でまだ次男は生まれてない頃行ったっきりだった。28年前。
今回、長男の息子が1歳2ヶ月なのでちょうど同じくらいのタイミングか。何の考えもなく思いつきだったけど、意外なシンクロニシティにちょっとビックリ。
