昨日半分ぐらい読んで、家では紙の本を読むからつづきは休み明けのつもりだったのに結局止まらなくなって読了。
面白かった。
飛行機や宇宙機を飛ばす具体的な描写が延々と続くこの本を面白いと思えるのは、かなり特殊な趣味の人に限られるのかもしれないけど、でも何かをやりたいという気持ちがあふれてて、久しぶりに読んでて途中泣きそうだった。
このシリーズの先の「ブルー・プラネット」は読むたびに泣けるんだけど、これで泣けたのは初めてかなぁ。
9年前に今回の底本であるノベルス版を読んだ時に加筆部分についてぼかして書いてるからどこの話をしてるのかよくわからないけど、多分追加ミッションの部分が「はやぶさ」のサンプルリターン後に加筆されたんだろうな。
最初に出たのが1997年だが、今読んでもあまり古さを感じる部分はない。
まあ、紙の書類で埋まってるあたりはもうちょっと電子化されてるような気もするけど。
で、一番古いのはこれかな。
山のように積まれたディスプレイ
今はアームに支えられた平面ディスプレイが並んでるってのがよく見る風景だよね。
ってのは置いといて、このシリーズは一番笹本らしさが出てるかもしれない。
久しぶりの再読と、続きの新作を楽しみにしてます。