a_sue’s diary

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『海がきこえる〈新装版〉 (徳間文庫 トクマの特選!) Kindle版』 氷室冴子 徳間書店

というわけで、朝着手して移動読書。
表紙のあと近藤勝也のカラーイラスト数枚、と思ったらその後も章タイトルや挿し絵に近藤勝也のイラスト多数。
これは以前の文庫とものが違うぞ。
海がきこえる」は、ハードカバーと文庫を2セット今も持っている。
文庫は誰が描いたのかわからない中途半端なアニメ絵がちょっと残念だったが、作品の中身には影響しないので気にしなかった。
でも今回は凄い。

せっかくなので昼に紙をチェックしようと思ったのだがタイミングが悪かった。

帰宅時に30%ぐらいだったかなぁ。
なんか、読むのをやめたくなくて夕食を食べながら読み、その後ウイスキーを飲みながら読み、先ほど読了。
武藤里伽子を、杜崎拓が見つめる体で紡がれる物語。
同じくらいの頃、こんなことはなかったよなぁ。
1990年から1991年にかけてアニメージュに連載され、単行本化。そのあと前の文庫が1999年で、氷室冴子先生が亡くなった時に追悼の帯付きを買ったのだから2008年か。
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もう10年以上読んでなかったことになるのだけど、この年になって読んでもやっぱり浸ってしまう。
やっぱり氷室冴子作品の中で、これが一番好き。

地上波全滅の夜、DVDを流しながらこれを書いてる。