買ったのはここ。
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着手したのはこの本を読み終えた後なので、結構前か。
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『時間は存在しない』の中にもハイデガーの名前は出てきたので、それなりに関連ありで読み始めたのだが、ほとんど移動中の細切れ読書なのでなかなか難しかった。
著者も哲学の人なので、言葉の定義が細かい上に、一般に使われないような言葉を作り出して使うのを、ドイツ語から日本語に訳す時のニュアンスの違いとかにまでこだわるからもう何が何やら。
『存在と時間』という本が前半しか出てなくて、それも印刷中に途中から差し替えられたとか、それを束で語るあたりマニアック(※専門家の方です)。
存在について語った前半だけ出てて、時間について語られたであろう後半が出なかった理由、そのかわりにそれ以後の著作などで語られた内容で補間する。
存在は他との関係で成立し、現在は存在の過去(と言わないでなんか聴き慣れないことばだった)と未来(もちろんこれも違う言葉)の狭間にあってどうたらこうたら。
すみません、多分集中して読んでもきちんと説明できるほどは理解しなかったろうと思います。
この本も『存在と時間』も、書いてる間にどんどん考えが深化して書き終えてる部分に手を入れることになってどんどん遅れた点は共通だとか。
まあ、よくわからないと思いながらも最後まで読んだ。いろいろ思いながら。