a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『量子で読み解く生命・宇宙・時間 (幻冬舎新書) Kindle版』 吉田伸夫 幻冬舎

生命から原子、波動と話がつながって、場の量子論
量子と言われるとハイゼンベルク量子力学が浮かぶんだけど、それについてもいろいろ語ってあって、今ではある程度否定されてるとこもあるとかないとか。
40年前の学生時代に物理の先生がいろいろ一般教養的な面白い本の話をしてくれて、ニュートンの『プリンキピア』には手を出さなかったがハイゼンベルクの『部分と全体』は読んだ。
今は新装版が出てるみたいだが。

そのせいか、この本に出てくる人物の名前はだいたいわかるんだけど、ヨルダンという名前は記憶になかった。結構重要なことをやった人らしいんだけど。
シュレーディンガーの猫って、ちょっと勘違いして記憶してたみたい。
さらに「ディラックの海」は言葉として知ってるだけだったのがよくわかったが、それに関してエヴァンゲリオンに言及するとは同世代の学者先生は油断が出来ない。
まあそんなこんながいろいろ面白かったんだけど、この前に読んだのがこれ。
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これで超弦理論にやられちゃってたので、でもアレでしょとか思いながら読んでたら、最後に超弦理論についても言及されてて、あっちは数式をひねくり回してるだけで具体性がないぞと。そうなんだ。
でも超弦理論が面白かったんですよ。
僕はそっち側なのかな?
って、自分で数式をひねくり回せない人間が何言っても意味ないけどね。
ともあれ、こっちの一般向けの本を続けて読んで、凄く面白かったですよ。