a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『鉄人28号 《オリジナル版》12』 横山光輝 復刊ドットコム

収録は下記

本誌1 1962年7月号
別冊ふろく1 1962年7月号 とらえた怪人
攻撃開始
追跡
本誌2 1962年8月号
別冊ふろく2 1962年8月号 おそるべき鉄人
電波かくらん器
本誌3 1962年9月号
別冊ふろく3 1962年9月号 くるう鉄人
夜の来訪者
本誌4 1962年10月号
別冊ふろく4 1962年10月号 十字結社
十字結社の暗躍
かきのこした手紙
神戸へ
本誌5 1962年11月号
別冊ふろく5 1962年11月号 うずもれたトラック
あらわれたモンスター
モンスターをおって..
本誌6 1962年12月号
別冊ふろく6 1962年12月号 あばれるモンスター
やってきた十字結社
モンスターの来襲
鉄人28号《オリジナル版》 解説

にせもの事件の途中からモンスター(人造人間じゃない方)の途中まで。
にせもの事件は、早々ににせの鉄人が壊れてしまって、以後はうばわれた鉄人に振り回されて、電波かくらん器でそれを邪魔してからは相手の逃走劇と最後は集団自決というなんともやるせない結末。
続いて始まる十字結社編は、以後何度か使われることになる敵ロボットとの対決の発端になる人物の登場から始まる。
今から見ると、正太郎君が電話では大塚署長を呼ぶことしかしてなくて、重要なことを何も話してないのにイラッとするのだけど、当時の電話の感覚ってこんなだったのかな。
だいたい電話で済ませて一緒に家にいればあの人もあんなことにならなかったろうに、とか。いや、それだと正太郎も死んでたか?
というようなのはオトナの後知恵で、子供はそんなこと考えなかっただろうな。
少なくとも数年後にまとまった形で初めて読んだ世代としては何も考えなかった。

1962年というのは、個人的には父が壁に貼ってた山の写真のカレンダーに書いてあった年で、自分でリアルタイムに感じたことのない年。
今が何年か意識したのは1964年から。オリンピックの年だったからね。