a_sue’s diary

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読了『新装版 スケバン刑事 if (プリンセス・コミックス) Kindle版』 和田慎二 秋田書店

新装版の12巻を読み終えたのがここ。
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if は読みたい本には入れてたんだけどまあ、本編の最後数巻のコメントの通りちょっと乗れない気分で読んで最後だけウルウルという状態だったので、読んだ記憶がある程度のifを読むモチベーションが湧かなくて、いろいろ円盤とかの経済的な事情もあって放置してた。
こんなことではいけない。
というわけでポチッとして読んだ。
あれ、こんな話だったんだ。
初出情報が全く載ってないのでいつ何に載ったのかわからないけど、漠然と記憶にあるのはサキと麗美が仲良く寝てる絵だけ。
こんな話だったのか。
本編終盤とくらべてこっちの方がいろいろと響いて、ずっといい。
さらに「和田慎二はなぜスケバン刑事を描くに至ったか」というていの和田慎二物語。
これがね、来るんですよ。
少女マンガでミステリーやアクションをやってもいいと言われて、切羽詰まった状況で生まれたのが"銀色の髪の亜里沙"だと。
ここでもうウルウル。
夏休みに遊びに行った伯父の家で、従兄姉が持ってた別マ5月号。「銀色の髪の亜里沙 後編」。
そこから和田慎二作品を追いかける日々が始まる。
別マを買い、ここでも取り上げられてる編集長が創刊した新雑誌『花とゆめ』を買い(当時高校生)、おかげさまで「スケバン刑事」と同時連載開始した「ガラスの仮面」を初回から読めたというありがたいおまけまでついて、ほんとにしあわせだったよなぁ。
ああ、こんな気持ちになるならもっと早くに買っておけば良かった。