a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

広瀬正・小説全集 の検索結果:

『ツィス(広瀬正小説全集2) (集英社文庫) Kindle版』 広瀬正 集英社

ちょこちょことスキマに読んで、今日は最後を出勤の途中歩きながら読んで読了。 まあ、この本を外出自粛の4月末に買って、解除の6月1日に読み終えるってなんか運命的。 ある日、音が聞こえるという人が現れて、だんだん広がっていく。音が次第に大きくなると人が生活していられなくなるのでその対策とか避難とかあれこれ。 社会パニックものとして、COVID-19にやられてる今読むとリアルだわ。 もちろん書かれたのが50年ぐらい前なので今の感覚だとセクハラだったりいろんなハラスメントだったり差別…

『ツィス(広瀬正小説全集2) (集英社文庫) Kindle版』 広瀬正 集英社

…ィア: Kindle版広瀬正は1982年に出た紙の文庫を一式持ってて、さらに2008年に活字が大きくなった新しいのも一式持ってる。広瀬正・小説全集 の検索結果 - a_sue’s diaryでも kindle では揃えてないのでセールに出るたびに買ってて、じわじわと増えててうれしい。広瀬正小説全集 の検索結果 - a_sue’s diaryちなみに紙の本の読後感はここ。自分ではkindleを読み終えるまであえて見返さないが貼っておこう。a-sue.hatenablog.com

『タイムマシンのつくり方 広瀬正・小説全集・6』 広瀬正 集英社文庫

買ったのはここ 最後は短編集ですね。筒井康隆の解説から拾った初出一覧。 ザ・タイムマシン 宇宙塵 昭和46年10月号、11月号 Once Upon A Time Machine 宇宙塵 昭和36年10月号 化石の街 宇宙塵 昭和37年10月号 計画 宇宙塵 昭和37年2月号 オン・ザ・ダブル 宝石 昭和38年夏別冊 異聞風来山人 SFマガジン 昭和39年3月号 敵艦見ユ SFマガジン 昭和39年6月号 二重人格 推理 昭和46年8月号 記憶喪失薬 宇宙塵 昭和36年11月号 …

『タイムマシンのつくり方 広瀬正・小説全集・6』 広瀬正 集英社文庫

思ったより早く出ていた。これが最後ですね。 ->読了 タイムマシンのつくり方 (集英社文庫)作者: 広瀬正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/12/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (28件) を見る

『T型フォード殺人事件 広瀬正・小説全集・5』 広瀬正 集英社文庫

…京ドームは1988年にできたらしい)、代替わりした皇太子が銀座にいたり(今の皇太子が皇太子になったのは1989年)。今思えば、25年後の1989年に行っていれば!ってとこだよね。このディテールはなかなか楽しめた。 というわけで、ほとんど覚えてなかったこの本もたっぷり楽しんだ。T型フォード殺人事件―広瀬正・小説全集〈5〉 (集英社文庫)作者: 広瀬正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/11/01メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (33件) を見る

『T型フォード殺人事件 広瀬正・小説全集・5』 広瀬正 集英社文庫

「殺そうとした」「立体交差」という2編の短編も収録されていて、「立体交差」はおおざっぱに覚えてるけど、表題作はまったく思い出せないので読むのが楽しみ。T型フォード殺人事件―広瀬正・小説全集〈5〉 (集英社文庫)作者: 広瀬正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/11/01メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (33件) を見る

『鏡の国のアリス 広瀬正・小説全集・4』 広瀬正 集英社文庫

買ったのはここ 「鏡の国のアリス」「フォボスとディモス」「遊覧バスは何を見た」「おねえさんはあそこに」の4作を収録。初出不明。 「鏡の国のアリス」は、発端が銭湯だということと、途中の鏡についての説明の部分は覚えてたけど、それ以外はきれいに忘れてて、結末もまったく思い出せなかったのでどうなるのかと楽しめた。今読むと銀座の地理に関する描写がかなりあって、これは昔読んだ時にはさっぱりわからなかっただろうなと思う。今はちゃんとわかりますよ。今も残ってる建物の話がほとんどだし。左利きの…

『鏡の国のアリス 広瀬正・小説全集・4』 広瀬正 集英社文庫

ずいぶん前に出てたんだけど、すみませんいろいろお金使いすぎで保留にしてました。 解説は井上ひさし。4つの作品が入ってるんだけど、よく覚えてないのだよな。読むのが楽しみですよ。鏡の国のアリス (集英社文庫)作者: 広瀬正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/10/01メディア: 文庫 クリック: 21回この商品を含むブログ (30件) を見る

『ツィス 広瀬正・小説全集・2』 広瀬正 集英社文庫

買ったのはここ 順番を逆転して、『エロス』を先に読んじゃったので、今頃になった。 社会心理パニックものの傑作。ツィスの音が聞こえるというひとがいて、どうやらそれがだんだん大きくなっているらしいという話。 ある前提条件を作って、ありそうな状況、起こりそうな出来事を描いたシミュレーションノベルといえるかな。以前読んでからずいぶんたってるので展開は忘れてたが、あるシーンのビジュアルなイメージだけすごくクリアに記憶に残ってたりして。作者の得意な音楽の話や自動車の話もたくさん出てくる。…

『エロス 広瀬正・小説全集・3』 広瀬正 集英社文庫

…ーマがここでも存分に発揮されている。 それにしても、26年前、独身時代に読んだ時にはこのラストがこんなに切ない話だとは思わなかった。人は、経験によって物事の受け止め方が変わってしまうのだ。それはこの作品の中にも書かれていることだったりする。 堪能しました。エロス 広瀬正・小説全集・3 (広瀬正・小説全集) (集英社文庫)作者: 広瀬正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/09/19メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (37件) を見る

『エロス 広瀬正・小説全集・3』 広瀬正 集英社文庫

…これがその最たるもの。Amazonで「エロス」を検索してみると、、、 ifものの傑作です。 これが書かれた頃、バタフライ効果とかカオス理論のことってどの程度知られていたのか、微妙な時期だと思うけど、この作品はすごいよ。 って、そういう話は読後にあらためて。エロス 広瀬正・小説全集・3 (広瀬正・小説全集) (集英社文庫)作者: 広瀬正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/09/19メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (37件) を見る

『ツィス 広瀬正・小説全集・2』 広瀬正 集英社文庫

いつが発売日だったんだろう。今日やっと出会ってゲット。 解説が司馬遼太郎さんですよ。 『マイナス・ゼロ』のカテゴリーに[SF]をつけるの忘れてたので、あわせて追加しました。ツィス (集英社文庫)作者: 広瀬正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/08/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (41件) を見る

『マイナス・ゼロ 広瀬正・小説全集・1』 広瀬正 集英社文庫

買ったのはここ。 ちょっとやめられなくて連休で家にいるあいだに読了。 いやあ、大きなエピソードでおぼえてるとこはたくさんあったけど、けっこう物語構造の記憶がいい加減で、新鮮な気持ちで楽しめた。 かつて、映画『ジュブナイル』の感想で「時間ものの王道。パズルのコマがはまっていく快感」と書いたことがあったが、最初にその体験をさせてくれたのがこの作品だった。前の文庫を何度も読み返したという記憶はないので、多分読むのは25年ぶりぐらいだったはず。今読んでも少しも古びてないのがすばらしい…

『マイナス・ゼロ 広瀬正・小説全集・1』 広瀬正 集英社文庫

ぼけてて、新潮文庫の棚を探してしまった。集英社文庫ですよ。 今月の新刊予定に出てきたのを見て楽しみにしていたものを、ちゃんと発売日にゲット。 見た目は1982年に出たものと同じに見えるが、帯に「活字が大きく読みやすくなりました」とある。老眼にはうれしい。 前の版が436ページ、この改訂新版が518ページということなので、その差分が活字が大きくなった分ということだろう。内容については、おなじものです。 集英社文庫版が出たのが1982年2月。奥付によればその最後が1998年の第1…