買ったのはここ。
元々のタイトルが『愛しのワンダーランド』で、対象はスペオペに限られているわけではないし、読み方に限ってもいない。
野田さんがSF作品に出会った頃の話やらなんやら。NYのアシモフの家に行った話はよく覚えていたが、それ以外は結構忘れてた。
ハインラインが死後NASAから勲章をもらうことになって、矢野徹さんが外国人で唯一招かれてスピーチする話。泣けます。
その矢野さんももういないし、宇宙塵の例会で語ってくれた今日泊さんも、絶妙な合いの手を入れた星さんももういない。
そして、この本ですばらしいSFを紹介し、SFの楽しさを熱く語っている野田さんももういない。
読みながら、そのことばかり考えていた。
巻末で紹介されているリストの本の中には、読んでない本がたくさんある。読まないとなぁ。多分、以前読んだ時も思ったはずだけど実現できていません。
あらためて、野田さんにはたくさんのものをもらってきたのだなぁと思います。
ありがとうございました。
- 作者: 野田昌宏
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