『三匹のおっさんふたたび』 有川浩 文藝春秋

初出　別冊文藝春秋 2011年3月号、5月号、7月号、9月号、2012年1月号、3月号
bonus track 「好きだよと言えずに初恋は、」 野生時代 vol.69(2009年8月号)
買ったのはここ
持ち歩き読書可能な文庫や新書が切れたので、ハードカバーを持ち歩いて読んでしまった。満員電車で角を人にぶつけないように読むのは大変。重いし。
それはさておき、文章が読みやすくてお話もおもしろいのは前作とおなじ。
ただまあ、定年を迎えて暇をもてあましたおっさんたちが夜回りをするような設定なので、世間でこんなことやってる人たちがいておかしいとか、そういう話が結構多くなる。前作ではあまり感じなかったから、今回はネタが一回りして説教話に向かったかな？万引きの話とかDQN親の話とか、世の中おかしいだろうという話。
あとがきで説教始めてないからまだ大丈夫かな(なにが？)
ボーナストラックは、おお、あれにつながる話なのか、ってことで、ちょっと意表を突かれた。
ともあれ、持ち歩きと自宅とで読んでしまうくらい面白かった。

三匹のおっさん ふたたび