初出
頭脳を探せ | 双葉社『週刊漫画アクション』 | 1967年8月10日号 |
Dr.Xを連行せよ | 双葉社『週刊漫画アクション』 | 1967年9月7日号 |
超能力者をわがポケットに | 双葉社『週刊漫画アクション』 | 1967年10月5日号 |
U・F・Oを確認せよ! | 双葉社『週刊漫画アクション』 | 1967年11月2日号 |
怪物を殺せ | 双葉社『週刊漫画アクション』 | 1967年12月7日号 |
ジャンプせよ!時果つるまで | 双葉社『週刊漫画アクション』 | 1968年1月4日号、1月11日号 |
古城よりの招待状 | 双葉社『週刊漫画アクション』 | 1968年1月18日号〜2月8日号 |
連載当時小4で、サイボーグ009に夢中。書影とか中扉ではわかりにくいけど、巻末の扉絵とかで作品ロゴを見ると一目瞭然。サイボーグ009のロゴに「ノ1」がついてるだけ。
なので貸本屋の店頭で見て大興奮ですよ。手にとってパラパラ見てガッカリして借りなかったけど。
実際に読んだのは中学か高校ぐらいで単行本になってから。ああ、こういう話だったのね。
イースト・ブロックとウエスト・ブロックというのが東西冷戦状態を意味してると気付かなかったから中学生だったのかな。
今回久しぶりに読んだら、ほとんど覚えてなかったけど、ミーティングのシーンで00ナンバーサイボーグの面々がいたりして、作者も意識してたのかな。
それよりも、読んでる途中で実写だったらガッキーが似合ってるんじゃないのと思っちゃって、途中からそういう意識で読んでいた。雰囲気あるわ。いや、ガッキーにあんなことやこんなことをさせたいってわけじゃないですよと言い訳してみたり。言い訳って、だれに?
個人的には石森章太郎の絵が一番完成されてたのがこの頃だと思う。このあとアシスタントのタッチの方が強くなって、パースも合ってないぐだぐだになっていく印象。
横道にそれたが、本編の設定が2087年だと知ってびっくり。これを読んだ当時は東西冷戦がまだ終わってなかったので特に感じなかったけど、東西というのが意味をなさなくなった今読むと、懐かしい舞台設定という気がして、古いというよりも懐かしさを感じてしまう。
若い人が読むとどんな感じなんだろうか。
- 作者: 石ノ森章太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
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