『サンデーとマガジン 創刊と死闘の15年』 大野茂 光文社新書

買ったのはここ
なんだかんだ言いながら、おもしろかった。
巻末にあげてある参考文献26のうち、半分は読んでるのでこの本で初めて知ったというのはあまりないけど、両方を俯瞰した立ち位置でまとめた本というのはなかったので、双方の方針とか思惑とかがわかっておもしろい。
歴史の中で当然ながらジャンプの話も入ってくるのだけど、物心ついたときにサンデー・マガジン・キングの少年3誌だった世代としては、キングにも少しは触れて欲しかったかな。まあ、それは余談になってしまうか。触れるほどのもんでもないという話もあるし。
ひとつ要望をあげると、章の扉に雑誌の表紙が載ってるんだけど、そこに何年何号か書いてないのが残念。書いておいて欲しかった。
というのは些細なことです。中身はおもしろい。

サンデーとマガジン (光文社新書)