次男がチケットを取ったがこの日は行けなくなったのでということでまわってきた。かみさんとふたり分。
17時半の回、2階の9列41，42番。B席。ひとつ後ろの列はC席で半額だがあっという間に売り切れるんだそうな。
新橋から地下を歩いて日テレを横目に突き当たりまですすんで、亀の甲羅のとこからエスカレーターで上がると四季劇場［海］。
入場開始の17時までまだちょっと時間があって人がそこら辺でたむろしてる状態。
QRコードの発券機があったので、転送してもらってたQRコードを画面に表示してかざすと予約2件分が表示され、まとめて発券。発行されたチケットにまたQRコード。
実は入場が始まってみたら直接予約のQRコードで入場できたらしいとわかったが、手元に残るものがある方が好み。
17時からの入場時にチケットをかざすと、座席の案内券が出てきて、席の位置とそこまでのルートが略図で書いてある。なかなか親切。
開場してすぐ入ったのでまだ人が少ないのだけど、結構な角度のスタジアム席で、これならよく見えそう。さらに前屈みになると周囲の人の鑑賞の邪魔になるのでやめてねという放送とか、最前列や通路後ろの席には注意書きのカードが置いてあったりして、なかなか行き届いている。
スタジアムシートでは背もたれに背をつけててもちゃんと見えるのに、身を乗り出してみる人がいて、その頭が邪魔でイラッとすることがよくあるのよね。野球とかロボコンとかで。
で、自分の席に着いてみると、後ろの端っこだけど舞台全体がよく見渡せて、邪魔者もなく割といい感じ。
17時半開演。
『ウィッキッド』は、もう一つの『オズの魔法使い』。オズの物語をちがう角度から見た、善き魔女と悪しき魔女の物語。
という程度の知識で見た。
実は『オズの魔法使い』もおおざっぱに知ってるだけでちゃんと見たことも読んだこともないのであった。それでもところどころで表の物語との接点が描かれてるのはわかったし、十分楽しんだ。
舞台装置はそれなりにいろいろあるのだけど、照明で雰囲気がガラッと変わるところとか見事。
途中で雨が降るシーンがあるのだけど、下が濡れてないので水を撒いた様子はないのに光だけにしてはずいぶんいい感じで雨が降ってて、どうなってるんだろうかと思ってしまった。
あと、もちろん歌声も素晴らしかった。
19時から20分間の休憩をはさんで、アンコールが終わって席を立ったのが20時半。ちょうど3時間。
アンコールは、いったん下りた幕がすぐ上がってみんなでご挨拶が2回、そのあと主役の二人の魔女だけがいて挨拶したあとみんなを呼ぶパターンとか、いろいろ。客席の明かりが点いても何度も幕が上がる。
って、これを書くのに過去日記を見たら、『キャッツ』の時のアンコールもこんなだったようだ。
音楽が止まったあたりでおしまい。終わってからずっと手をたたいてたので、手がしびれてました。
休憩時間に2階の売店でプログラム1,700円を買ったので、帰りは1階ロビーで行列してるのを横目にさくっと退出。
おっと忘れちゃいけないよ、ってことで本日の出演者のリストをロビーすみのテーブルからゲット。
来たコースを逆戻りして地下から新橋駅へ。
思いがけず見ることになった『ウィキッド』、良かったです。
