買ったのはここ。
あまりはっきり書いてないけど、渋谷陽一によるインタビューを集めたもの。
風が吹き始めた場所 | 1990年11月 |
豚が人間に戻るまで | 1992年7月 「紅の豚」インタビュー |
タタラ場で生きることを決意したとき | 1997年7月 「もののけ姫」インタビュー |
ナウシカと千尋をつなぐもの | 2001年7月 「千と千尋の神隠し」インタビュー |
風の谷なら油屋まで | 2001年11月 |
基本的にご本人のことばだけど、当然ながらインタビュアーが聞き出した発言もたくさんあるわけで、1990年代前半までにアニメ誌やムックに載ったインタビューはだいたい読んでるつもりだったけど、この線はまったく読んだことがなく、今回が初めて。
で、愕然とするのはまったく知らない話をしてるってこと。
いくらこっちが昔からのファンで新作のたびに単純に作品の公開を喜んでただけだったとは言え、その作品をつくるに至ったバックグラウンドとか、その作品を作った意味とか、まったく知らなかったってことがよくわかった。
あと、話し言葉を割と忠実に起こしてあるようなので、意味がわかりにくかったりもしたが。
とにかく、ページをめくるたびに初めて聞く話で、面白かった。
風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡 (文春ジブリ文庫)
- 作者: 宮崎駿
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: 文庫
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