買ったのはここ。
着手したのがここら辺らしいので、1ヶ月ちょっとかかってる計算か。
東映京都撮影所の話。
面白かった。
時代の変化に合わせて変わらざるを得なかったり、変われなくて時代から取り残されそうになったりしながら今もなんとかそこにある東映京都の、まあものすごい人たちの話。
今のブラック企業など足下にも及ばないようなむちゃくちゃなことをやりながら、それでも映画を作るためならという熱いエピソードがてんこ盛り。
子供の頃から知ってる役者のバックグラウンドを初めて知ったり、あの映画やこの映画が作られた事情とか。
一度組織が解散しちゃうと、そこが蓄積してきたノウハウって失われてしまうんだよね。東映京都がなくなりませんように。
- 作者: 春日太一
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