買ったのはここ
カネ=モノ+ヒト だったっけ。モノは増やすことができないが、ヒトは増やせる。モノに結びついてないカネの怪しさというのは常々感じていたのだけど、そのあたりを非常に明快に書いてある。
時間が一番貴重な資源であると。残業せずに、自分の時間を作れ、勉強しろ。ネットワークに価値がある。
金持ちは金を貯め込んでしまうのが良くないと。必要なヒトのところにカネが回らない。
国民全員に月5万のベーシックインカムを支給する。年金も生活保護もなしで。財源はなんか計算してあったけど、規模としては可能であると。
問題はそれで最低限の生活ができるとなった時にまったく働かないヒトも出てくることかな。でもそれは今も働いてないヒトか。あるいは最低限の生活を確保するのに汲々としているヒト。ならばその人には時間ができるから勉強して向上する可能性が出てくるのかも。
モノについては、エネルギーさえあれば分子レベルでリサイクル可能になると。地球全体のエネルギー収支まで考えに入れて、マクロな見方をしているのが説得力がある。
とりとめもなく、記憶に残ってることを書き散らしたが、読んでいてやる気になる、元気になる本だった。
- 作者: 小飼弾,山路達也
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: 単行本
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