a_sue’s diary

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『起きていることはすべて正しい 運を戦略的につかむ勝間式4つの技術』 勝間和代 ダイヤモンド社

買ったのはここ
そんなにはかからずに読了。
通勤中に読んでいて、読んだ内容を実践しようと思いつつ会社に着くのだけど、さて何をするんだっけと思い出せない。記憶力が致命的に落ちているのか。
これまでの勝間本では、様々な技術について書かれていた印象がある。それに対し、この本では思想を語っている印象。もちろんその思想を実際の行動につなげる技術の話をしっかり書いているところが勝間本。
メンタル筋力を、以下の4つの技術を総合した能力と定義し、そのトレーニングについて語る。

  1. 脳内フレーム120%活用法―顕在意識だけでなく、潜在意識を最大限に生かす技術
  2. 即断即決法―多種の情報から必要なものを選び出し、決断に至る技術
  3. パーソナル資産増強法―身近な経験、技術などのパーソナル資産を組み合わせ、使いこなす技術
  4. 勝間式人間関係の兵法―周りの人と協調、尊敬、調和し、自分の力を倍増させる技術

その根底にある発想が「起きていることはすべて正しい」。
「いま起きていることを否定したり、こうだったらいいなあと夢想しても仕方がない。それよりは、起きていることから、何を学び取り、どのように行動すれば、いま一瞬のこの時間を最大に活用できるか」を考える。
自分がどこに行きたいかを明確に意識し、自分自身を正しく評価し、自分の価値を上げる努力をする。
三毒追放」ということばが出てきて、三毒とは「妬み」「怒り」「愚痴」。これをなくす。それはネガティブな考え方で、何も生み出さない。そのかわりに前向きに考える。この考え方は実行していきたい。
あと、「アサーティブな振る舞い」。消極的、攻撃的にならず、「自信があり、説得力ある人柄の印象を持っていること、または示すこと」。自分自身や、身の回りに良くない例がたくさんある。いくらでも例を思い浮かべられる。逆にいい例って浮かばないのだよな。
自分が若い頃って、こういうことを意識したことがなかった。いまからでも遅すぎることはないと思うので、少しずつでも実践していきたい。