a_sue’s diary

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『藤子・F・不二雄大全集 21エモン 1』 藤子・F・不二雄 小学館

初出 週刊少年サンデー 1968年01号〜31号
届いたのはここ
連載をリアルタイムで読んでて、その後の虫コミックスは貸本で読んでいるはずで、文庫は持ってるから全部読んだことがあるはずなのだけど、いまいち記憶にない作品があったりして。
サンデーに載った図解までは覚えてなかったので、きちんと未来史が設定されていたのは知らなかった。解説で山本弘が書いてるけど、しっかりしたSF作品だなぁ。
一方ではなんか個人的な印象として閉塞感があるのだよね。どこがどうと言えないのだけど、「パーマン」と比べて暗い印象。あの頃のサンデー全体に感じられたことだけど。何だったんだろう。
ところで昭和100年まであと3年とあり、21エモンの誕生日が2010年1月1日ってことで、今21エモンはそこら辺にいる赤ちゃんと同じ年なのだな。昭和100年と言えば、森田拳次の昭和100年を舞台にしたマンガがあったけど、タイトルが思い出せない。
未来の設定で、ゴミ道料金を滞納してゴミを収集してもらえないとか、毎月1回政府から小遣いをもらえるとか、今現実になってるようなことが40年以上前の作品で設定されてるのがすごい。
まとまりのない感想になったけど、おもしろかった。

藤子・F・不二雄大全集 21エモン

藤子・F・不二雄大全集 21エモン