『藤子・Ｆ・不二雄大全集みきおとミキオバウバウ大臣』藤子・Ｆ・不二雄小学館

初出
みきおとミキオ『小学四年生』1974年5月号〜1975年3月号、『小学五年生』1974年5月号〜1975年3月号
バウバウ大臣『小学二年生』1976年6月号〜12月号、『小学三年生』1976年5月号〜12月号、『小学四年生』1976年5月号〜12月号、
届いたのはここ

「みきおとミキオ」はついこないだ文庫を買ったと思ったのだけど、すでに5年前だったか。今回収録されてるのは小4と小5でほぼ同時期の連載分。まるまる2セットという感じ。文庫はどうまとめてあったんだっけ？
100年後の世界と行き来する話だけど、すでに連載から40年近くたっているわけで、そのあたりがなかなか興味深い。

「バウバウ大臣」は、短期連載の3セット分。設定としては「ウメ星デンカ」と「チンプイ」の間。時期的にもそう。
メインキャラがいまいちかわいくないのが残念かな。
女の子のウララも、小2版では全く存在感がないし、小3，小4でもいいなりに流されてるだけで個性がない。その辺も残念。
でも、知らない作品を読めるのはうれしい。
まだ初めて読む藤子・Ｆ・不二雄作品があるしあわせ。