『評価経済社会・電子版プラス [Kindle版]』 岡田斗司夫 ロケット

kindle版になって紙の本の半額ってことだったので買ったのが1週間前。割り込み入れて移動中にiPod touchで読了。

【目次】
まえがき
第１章　貨幣経済社会の終焉
第２章　パラダイムシフトの時代
第３章　評価経済社会とは何か？
第４章　幸福の新しいかたち
第５章　新世界への勇気
新版への付録　クラウド・アイデンティティー問題
電子版おまけ　「日本は“評価経済”の高度成長期に入った」

もとは1995年に出た「ぼくたちの洗脳社会」だそうで、僕はだいぶ遅れて2007年に読んでた。

ぼくたちの洗脳社会 (朝日文庫)

読み終えてすぐ書かなかったのでだいぶ忘れてるが、農耕によって狩猟社会の不安定さから解放されるとともにそれにあった社会に変わり、産業革命で工業化されるとともに貨幣経済社会に変わり、今、それが評価経済社会に変わろうとしている、という話だったっけ。
SF者らしく、現在常識とされている価値観にこだわらない考察がみごと。
2007年に読んでから6年たってるんだけど、その6年間にこの本に書かれてる社会にどんどん変わってるのを感じるわぁ。

ところで、はてなではkindle版へのリンクがうまく機能しないので、紙版のリンクも置いておきます。

評価経済社会　ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている

評価経済社会・電子版プラス