『三菱がメキシコを走る時 [Kindle版]』 高齋正 岩崎電子出版

買ったのはここ
一気に読んでしまった。
「ホンダがレースに復帰(カムバック)する時」以来、高齋正お得意の設定。最近は復活するロードレースに日本車が挑戦する話というパターンが多い。今回もそれ。
車の開発と実際のレースが半々ぐらいで、最後はそういう結果なのだが、昔の作品とくらべるとわくわくと爽快感が少ない。
というのも、感謝とかそういう感情を全部描かないと気が済まないから正直「あーはいはい」という気分になっちゃう。
さらに、同じ会社の中同士でその礼儀正しい最上級の敬語の会話はなんなの。他部署の知らない人にはもちろんですますで話すけど、ここまでくると他人行儀で会社としての一体感がないんじゃないかとすら思えてしまう。
あと4倍4倍と、三菱自動車の社員はそのくらい働くべきだという作者の主張がちょっとなんですね。
まあ、そんな不満を書けるのも、新作が読めてこそですよ。
久しぶりの新作、堪能しました。

三菱がメキシコを走る時

三菱がメキシコを走る時