『黎明の星 下』 ジェイムズ・P・ホーガン 訳:内田 昌之 創元SF文庫 東京創元社

買ったのはここ
上巻の読了がここ
いや〜、期待したよりずっと良かった。泣けるセリフがあったし。
今回、過去のいろんな作品の要素が入っている。「星を継ぐもの」とか「断絶への航海」とか。
もの作る人間より、作らせる人間の方がえらいのはおかしいとか、そういう話もあって、そこら辺は最近感じていることでもある。
ところで「断絶への航海」にしてもこの作品にしても、知識や開発能力がある人が信頼を集めて尊敬される、それで社会がまわるという発想があって、パソコン通信を始めた頃、ネットの中はこういう世界だと思った。正しい知識を持った人、答えを出せる人が高く評価される。ネットの場合、それで飯が食えるとこまではなかなか行かないけど、ホーガンの世界ではそれで社会がまわる。ちょっとうらやましい。
そんなこんなを思いながら、おもしろく読みました。前作『揺籃の星』はちょっとカタストロフによりすぎてていまいちな感じだったけど、こっちはよいわ。

黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)

黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)