買ったのはここ。
体裁としては『20世紀少年』になってるのだけど、中身は70年代のなつかし本で、それが『20世紀少年』の中でどう使われてるかという解説がついている。
70年代を同じように過ごしてきた人間としては、あったあった、みたいな面白さ。そんな裏事情までは知らなかったよとか、横井庄一さんについては初めて明かされるスクープ情報もあったりとか、おもしろかった。
60年代に対する70年代と、80年代に対する90年代が同じというような話があって、高度成長期とバブルに向かって上り坂の状況、オイルショックで停滞する時代とバブル崩壊の停滞期って似てるでしょって、言われてみればそうかも。
してみると、『イマジン』で描かれている1980年の懐かしさって、1960年代頭(昭和30年代)の懐かしさと通じるってことだろうか。大きく変わっていく前の時期。
まあ、そんなことを考えたりしながらおもしろく読んだ。
- 作者: 竹熊健太郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: コミック
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