a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『猿蟹合戦とは何か 清水義範パスティーシュ100 一の巻』 清水義範 ちくま文庫 筑摩書房

買ったのはここ
初出

猿蟹の賦 小説現代 83年11月号
猿蟹合戦とは何か 小説現代 87年3月号
二十一の異なるバージョンによる前文 すばる 95年1月号
猿取佐助 小説現代 90年1月号
パウダー・スノー 小説すばる 03年1月号
地蔵峠 週刊新潮 93年11月25日号
半村良『江戸群盗伝』の解説 文春文庫 96年6月10日刊
女殺油地獄 週刊小説 91年9月27日号
船が州を上へ行く 小説現代 92年3月号
聖書 青春と読書 91年4月号
彼ら 週刊小説 94年10月14日号
ティンカー・ベルの日記 小説すばる 02年10月号
ダイヤの花見 週刊小説 92年10月23日号
四畳半調理の拘泥(こだわり) 小説現代 88年9月号
罪と罰 青春と読書 92年1月号
アンドレ・クレージュ 野生時代 91年5月号
ジョルジュ・アルマーニ 野生時代 91年5月号

ふ〜、ちと濃すぎて読み始めたとたんに胸焼けが、、、
特に古い文体がつづくと読むのがだんだんつらくなって。
途中からそれが消えて、素直に楽しめた。それにしても21は多すぎるよな
「ダイヤの花見」は、300系のぞみが登場したばかりの頃で、名古屋に止まらなかったという懐かしい話が出てきますよ。
おおむね楽しんだのだけど、一気に読むのはちょっとつらいほどの濃度でありました。
最後にご本人による自著解説が載っている。ここに書いた初出情報はそこから。