初出
バールのようなもの | オール讀物 | 94年5月号 |
ブガロンチョのルノワール風マルケロ酒煮 | 別冊小説現代 | 86年冬号 |
全国まずいものマップ | 小説現代 | 92年7月号 |
三流コピーライター養成講座 | 月刊小説 | 88年6月号 |
偏向放送 | 小説City | 87年6月号 |
スノー・カントリー | 翻訳の世界 | 89年8月号 |
小倉百人一首 | 週刊小説 | 91年4月12日号 |
セントニベア便り | 小説現代 | 90年4月号、5月号 |
文字化けの悦楽 | 小説現代 | 92年12月号 |
学名と和名 | 小説新潮 | 93年8月号 |
おそるべき邪馬台国 | 小説すばる | 93年11月号 |
オデュッセイア | 青春と読書 | 91年2月号 |
ナサニエルとフローレッタ | オール讀物 | 88年8月号 |
渋滞原論 | 小説City | 92年11月号 |
無名人物列伝 | 小説新潮 | 95年8月号 |
決裂 | 小説City | 87年2月号 |
二十一世紀新小説応募作品 | 問題小説 | 88年9月号 |
買ったのはここ。
これまで文庫になったものはほとんど読んでいるのだけど、それから漏れてると読んでない。さらに記憶があやしいので、初めて読んだ気がする作品が多いのだけど、それはそれでお得でいいかも。全部が読んだことある作品だったら悲しいから。
「偏向放送」なんて、今ワールドカップバレーボールなんかこんな調子でやってるよね。会場全体で偏向。
「小倉百人一首」は、ちょっとくどい。多すぎてげっぷが出ちゃう。
「おそるべき邪馬台国」は読んだのをよく覚えてます。案外これが真相じゃないかと本気で思ってます。
「渋滞原論」は、渋滞学がなかった頃書かれているのだけど、発進時の遅れに注目してしまったところが惜しかった。前から順番に発進するから遅れるという説。これが実際には前から順番にブレーキを踏んじゃうから渋滞するというのが最近の渋滞学。ブレーキを踏むのは車間が詰まりすぎるから。もうちょっとで専門に研究してる研究者を出し抜けたとこだったのに、ちょっと惜しかった。
なんかかんか言いながら、みんな楽しみました。
全国まずいものマップ―清水義範パスティーシュ100〈3の巻〉 (ちくま文庫)
- 作者: 清水義範
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/02
- メディア: 文庫
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