買ったのはここ
世界征服をねらう秘密組織などの話。
いきなり心のない理屈だけの会話に心がくじけそうになる。心のない会話と、間抜けな会話と、論理だけの会話。会話が一種異様な雰囲気を醸し出す。
全体としては面白く読んだのだけど、心のない会話は読んでて辛い。あと、以前別の長編でも感じたのだけど、大きな話の一部に見える。続編は出るのだろうか。それともあれで終わりなのだろうか。あの終わり方は、どちらかというと短編の終わりかただよなぁ。
ともあれ、面白かった。
- 作者: 小林泰三
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/08/25
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (16件) を見る