買ったのはここ
借金をかかえた弟の劇団に、300万貸してやるが2年以内に返済できなかったら劇団をつぶせという兄。というお話。
会話が楽しい。そこがポイント高い作品なのだけど、収入に合わせて支出をコントロールすべきだとか、経済活動という側面をきちんと描いているのがいい。というか、それがメインテーマなのかな。演劇が好きだからやっている。好きだから儲からなくてもいい。好きなことやって貧乏でもかまわない。そういう考え方は甘えだという見方。
有川さんは演劇に関しては知識がない状態から3ヶ月でここまで書いたって?すごいね。
- 作者: 有川浩,大矢正和
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/12/16
- メディア: 文庫
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