さっさと予約したのを忘れて、どうやって買おうかと悩んだりしたこれが、ちゃんと予約した復刊ドットコムから届いた。
ちなみにこれを書いてる4/21の時点で、秋葉アニメイト店頭で2冊確認。普通に売ってるのかな。
「レインボー戦隊」は、連載時にマガジンでかなりの部分を読んでます。毎号確実に読める時期ではなかったので、かけてる部分があるけど。
その後大都社版をちゃんと買ってるので、それに収録されてる部分は間違いなく読んでいる。
というか、子供心にすごく響く作品で、忘れられないんですよね。
今見ると、初回が藤子不二雄(A)で、2回目は石森章太郎という印象なのだけど、当時はスタジオゼロというキーワードで、オバQと同じような人たちが絡んでるんだろうなという印象だった。
実態としてまあそんな感じなのだけど、いろいろ燃える要素があるですよ。ミラクルノヴァで力を使い果たして寝込むヒカルに付き添うリリーとか。お子ちゃまだったのに、色気づいてたんですなぁ。
わずか1クール(という言葉は当時知らなかったが)で打ち切られたらしいこの作品は、それでもその他大勢とは一線を画す作品だった。
47年たっても忘れられないほどに。
あ、ちなみに少年マガジン掲載時期は1965年です。「8マン」の末期と重なってるんですよね。リアルタイムで読んでる人間には忘れようもない記憶です。この本の解説にその辺の事情が解説してあって、なんだそうだったのかと納得しましたが、Wikipediaに1966年と書いてあるのを見て謎だったんですよねぇ。自分の記憶も、『復刻版少年マガジン大全集』の記録も1965年と書いてあるんだから。というわけで、Wikipediaは私が修正しました。
大都社版に収録されなかった「レインボー戦隊ロビン」が収録されてるんだけど、ぼくの記憶にあるマンガ版ロビンは冒険王に誰かしらない人が書いたものだったので、いかにも石森章太郎なタッチのロビンはびっくりです。1971年にこんなのが描かれてたのかぁ。
というわけで、いろんな意味で面白かった。とても満足です。
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