a_sue’s diary

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『総特集 青池保子 ― 船乗り!泥棒!王様!スパイ! キャラが物語をつくる』 青池保子 河出書房新社

買ったのはここ。
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買ってすぐ最初の方をちょこっとだけ読んだが、割り込みが多くて実質昨日の夜から丸一日で読んだ。
青池保子の名前を意識したのは「イブの息子たち」ぐらいの頃で、実は第1回だけ読んで気に入ってた「ニュートン13世」の作者が青池保子だったと気付いたのはずいぶん後になってから。
今回の二万字インタビューを読んで、そのわけがわかった。
1977年の「七つの海 七つの空」で登場したティリアンのキャラクターを作ったことで「ティリアン事変」が起きて、同時期に連載開始していたエロイカに鉄のクラウスが登場しすることになり、以後キャラクター主導の方向に向かうことになる。
それ以前は注文を何でも器用にこなして特徴のない少女マンガ家だったと。
だからなのか、ただそこに作品が載ってるだけでで気にかけることもなかったのだなぁ。
さて、「ティリアン事変」を体験しなければ。