a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 Kindle版』 矢野和男 草思社

いろいろ初めて知る考え方があって、面白かった。

買ったのはここ。
a-sue.hatenablog.com
着手までちょっと空いた上に、割り込みも入ったので読んでるときのわくわくで先を読みたい気持ちと裏腹に結構時間がかかってしまった。

直接面識はないが、ビジネス顕微鏡でデータを集めていろいろ研究してる話は聞いてた。それがここまで来てたのは知らなかった。
最初に出てくるランダムな分布の話が、隣接するデータの影響なしに単独でデータが存在することはないのでU分布になるのだという話で目からウロコ。
ウエアラブルセンサで集めた膨大なデータをAIに分析させた結果、人間が思いも寄らない因果関係が見つかったり、一方では運がいいとかそういう非科学的と思われていたことがデータで見えてくるとか。
だらだらと読んだ内容をちゃんと整理して書く能力がないのでちょっとあれだが、いろんな話が新しい時代を予見していて興味深かった。
最初の単行本が出たときにちゃんと読んでおくべきだったね。