14:30の回。一番広いシアター10のほぼ中央、J-16,17。
上映時間が意外に短くて、正味1時間35分ぐらいだったかな?正確な数字はパンフを見ればわかると思うけど、パンフを見ないで書いている。
作品としては『猫の恩返し』と同じクラスの、どちらかというと中編というか小編というか昔の東映動画でいうB級という位置づけが正しい気がする。
庭の草花の美術が超絶で、とんでもなくリアルなのだけど、空にまったく力が入ってなかったり、ものの大きさの対比がなんだかけっこういい加減だったり、そういうとこばかり気にして見てしまった。
なんだか雑な話、というのが見終えての印象。原作がどういう話か知らないので、それが原作に起因するのかこの作品が作り込んだ部分なのかわからないが、もう少し目の前のこととバックグラウンドのつじつま合わせを考えてもいいんじゃないかなぁ。アリエッティが14歳だっけ、14年間この生活をしてきて、この作品の短い時間の中で初めての出来事ってのがあまりに多すぎる気がする。その辺をきちんと考えてないように見えるところが雑という印象。
あ、ここで終わるんだという感じで、淡々と見終わった。
