原作はソノラマ文庫と新書と電子版を持ってる。
OVAは多分当時ともだちが手に入れたメディアで見てる。
今回、ご本人のツィートで知った。
エリアルのアニメは89年に30分二本、91年に45分が二本出ました。あとの二本は笹本が自分で脚本も書いて、とくに最後の発動編は原作者としても納得出来る出来でした。30年以上前なんでVHS、レーザーで発売されて、さすがにベータは出なかった。
— 笹本祐一 (@sasamotoU1) 2024年4月26日
んで、時は流れて2012年。ミニスカ宇宙海賊がモーレツ宇宙海賊としてアニメ化されたんで、笹本はその報酬の有効な使い道として、昔のエリアルのアニメを今のうちに自費でデジタルリマスターしようと思い付き、関係各方面に連絡を取ります。
— 笹本祐一 (@sasamotoU1) 2024年4月26日
そこで判明する驚愕の事実。なんと原版フィルムが行方不明ですと!?えー?
— 笹本祐一 (@sasamotoU1) 2024年4月26日
だもんでこの話そこで立ち消えるかと思ったら、2015年になってまったく別のところから「エリアルのアニメをBDで復刻したい」というありがたい申し出がありました。でも原版がないんで、今残っているレーザーディスクやVHSのビデオを高精細化するしかない。
— 笹本祐一 (@sasamotoU1) 2024年4月26日
なんせ昔のアニメですから関係者への連絡も手間がかかるわけです。ある素材で何とかしようということで、企画はゆっくり動いておりました。そして去年。待てば海路の日和ありというか果報は寝て待てというか。
— 笹本祐一 (@sasamotoU1) 2024年4月26日
東京現像所が2023年に閉所するにつき、保存されているフィルムの返却先を探しているというニュースを覚えている方もいらっしゃるでしょう。そーいやアニメの試写会、東京現像所でやったっけ、と思いだした笹本は、駄目もとで問い合わせてみました。そしたら、翌日、「あります」って!
— 笹本祐一 (@sasamotoU1) 2024年4月26日
その量、音盤画盤あわせてなんとフィルム缶31個!さすがに一部映像特典はなかったんですが、OVA本編に関しては完全な状態のフィルムが確認されたのです。これ、笹本にとっては去年いちばんの朗報だったなあ。
— 笹本祐一 (@sasamotoU1) 2024年4月26日
笹本が東京現像所のフィルム返却事業に過剰反応してたのはそんな事情もあったのです。フィルム原版があればデジタルリマスターで現在の環境できれいな映像を見ることが出来る!そして今年年初からデジタルリマスター作業が開始され、昔の記憶と段違いのきれいな画面が出来ました。
— 笹本祐一 (@sasamotoU1) 2024年4月26日
そんな紆余曲折にもほどがある展開で、この夏、エリアルがひっさしぶりに帰ってきます。よろしくお願いします。https://t.co/wjgEmyWkZG
— 笹本祐一 (@sasamotoU1) 2024年4月26日
知った時点で見たのはこの一部だけど、あらためて全貌を知って、これは買わないわけには。
11月発売の作品まで予約してるが、とりあえずこれは大丈夫かな?というわけでポチッと。
Amazon特典付きは値段が下がらないので避けるんだけど、故鈴木雅久画伯の特典と言われたらこれしかないわな。
予約時点で19,580円。